2022年 暮れ

.opinion .Travel & Taste

いつのまにか今年も暮れてきました。お変わりございませんか。
今年は三月に連れ合いが退職したこともあり、九州や東北、信州、北陸などいろんな処へ出かけました。来年は桜の名所にもトライしようかと相談している今日この頃です。

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年の瀬になってiPad Pro(2017)のバッテリーが急低下。満充電でも2〜3時間しか保ちません。こりゃアカンとアップルストアへ持ち込んだら、バッテリーだけの交換はできないので総入れ替えとのこと。でも、代金はバッテリー代のみ。

その交換品は年明けになると云われ、iPad Proはもう1台手元にあるし気長に待とうと思っていたところ、あっさり数日で届いて年末の京都へ受取りに。本体交換ですから何だか新品っぽい雰囲気になりました(ラッキー )。それにしても、バッテリー交換で本体まるごと交換って商売大丈夫か、アップル。

今年の香箱ガニ@乙女寿司 金沢

さて、今年はいろんな処へ出かけました。まず温泉。昨年まで温泉といえば山代温泉がメインでしたが、今年は和歌山の白浜温泉に加え、足を伸ばして黒川温泉や乳頭温泉にも出かけました。どちらも噂に違わず素晴らしい場所でした。

黒川温泉で温泉三昧
噂通りの乳頭温泉

白浜の宿は「オーベルジュ サウステラス」。島精機の株主なら優待で割安に泊まれ、源泉掛け流しで素晴らしい。お食事も夕食はフレンチ、朝食は和食で、変化を楽しめます。夕食と朝食で2人の料理長がそれぞれの良さを活かしている感じも◎。サービスも心地よく満足感高し。新たなお気に入りになり、3度出かけましたが、近場なので来年以降も行こうと思っています。

夏は能登のふらっとへ。また秋田の角館には初めて出かけ、来年はしだれ桜を是非見たいものだなぁと考えているところです。秋には東山温泉の向瀧(福島県会津若松)に再訪。向瀧はこれぞ日本の温泉旅館!という処で、今回も大満足。その後は裏磐梯のホテリ・アアルトにも足を伸ばしてスタイリッシュな温泉を楽しみました。

美味しい処といえば、日本中にいろいろあるでしょうが、美味しいだけでなく気持ち良く大満足できる処はいくつあるでしょうか。個人的な好みもあるし、お付き合いの程度もあるでしょう。大満足なお店がいくつかあればこの上なし。私たち夫婦にはそういう場所が京都に数軒、奈良に2軒、石川に2軒あります。

その中に、今年新たに加わったのが飛鳥(明日香村)にあるレストランの「Da terra」です。雑誌サライか何かに載っていたのでトライしてみたら、こちら好みのローカルでユニークなレストランでした。

メニューは素材の名前だけ、ここから愉しみが始まります。

シェフの実家が農家をしていることもあり、食材の野菜は自家調達。パスタの小麦まで自家製とのこと。野菜の新鮮度は抜群で尚且つ美味とくればリピーターが増えるのも当たり前。それにしても奈良市の白(つくも)さんといい、奈良の美味しさは特筆もの。演出過剰ぎみなレストランが増えてきた京都に比べると素材の良さを活かす奈良はこれからのお薦め(私見)。

「大地から」は自家菜園で採れた野菜。この感じは最近とくに増えてきましたが、この店のは鮮度がピカ一。

次に音楽。今年8月に念願のセイジ・オザワコンサート(松本)へ。泊まった宿は2回目の金宇館。この時初めてオペラの面白さを知り、秋はびわ湖ホールでハンガリー国立歌劇場の「魔笛」へ。来年もいくつかオペラのチケット予約をしてしまった位です。また、コロラトゥーラの田中彩子さんのコンサート(大阪 6月2日)は長年の疑問が解消した思いで記憶に残るものとなりました。

9月には富士河口湖ピアノフェスティバル 2022へ。ピアノは辻井伸行さん、加古隆さん、山下洋輔さん達で、折しも豪雨で出演者・観客ともにアクセスに難がありましたが、それでもコンサートは大盛況。来年も出かけたいものです。

そんなこんなで今年も暮れていきますが、皆様にとっても来年が良い年でありますように願っています。