大晦日。いかがお過ごしでしょうか。
先日、田中彩子さんのリサイタルでチック・コリアが取り上げられていたことを紹介しました。そのチック・コリアから尻取りゲームのように話を繋げていくと…

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晩年の氏とピアノ2台のデュエットを演奏したのが上原ひとみさん。 Duetというアルバム中のフール オン ザ ヒルは名演奏!

その上原さん、漫画ブルージャイアントの映画版で劇中音楽を担当。サックスが漫画ほど強烈じゃないのが・・・だけど、演奏はとってもイイ。

ところで上原さんが有名になったのはチック・コリアバンドのベーシスト、(私が大好きな)スタンリ一・クラークといっしょに出したアルバムがジャズでグラミー賞をとったという縁もあるのでしょう。

そのグラミー賞は第53回で2011年。この時のクラシック部門の受賞者は内田光子さん! これまた、こちら今年はじめて生演奏聴いたばかり。偶然といえ、今年は何か繋がりを感じる年でもありました（笑）。ところで、お二人とも日本での実績よりも外国で名声を勝ち取ったという意味では今後の演奏家の方向性を示しているようで興味深いと言うのは言い過ぎでしょうか。今年はそんなことも考えた次第です。

とにかく素晴らしい演奏会に当った大満足な一年。 来年はどうなるかわかりませんが、皆様にも良い年でありますように。