ベトナムはあつい!

.Travel & Taste

先週の琵琶湖の周りは雪景色。暑いベトナムから戻ると日本は寒し。お変わりございませんか。長らくサイトを放置していました。というのも、ベトナム旅行の準備と渡航、そして帰国後の整理に埋没していたから。やっと余裕ができたので再開します。

今回のベトナムは先日記したように過去2回行けなかった計画の実現でしたが、なかなか面白く有意義な、そして元気が出る旅行になりました。途切れずバイクが流れる道路を横断できないのは愛敬として、人々は優しくローカルな食事は美味しい。若い人の多くが英語ペラペラで日本よりもずっとグローバル。総じてベトナムの人々がビビッドで、今も将来も成長するゾという意気込みや気合いがみなぎっていました。IT絡みでいえば、GRABアプリを使った移動手段が当たり前な状況に感心するとともに、日本がいかに遅れているかもよくわかりました。(過去の成功体験にすがるだけで既に先進国ではなくなった)日本のヌルさに安住していると、更に世界に取り残されていくな〜と実感した次第です。

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とりあえず、これから記す内容を示すと以下の通り。どこまで書き込めるか不明ですが、少しづつしたためていきます。

1)安いベトナム でも観光客相手は割高

ベトナムの物価は都市部で日本の三分の1から四分の1と聞いていましたが、確かにそんな感じ。1人当りのGDPは日本の約10分の1ですから、さもありなん。でも観光客相手の値段はローカル価格の倍以上でしょうか。昨今の日本と同じですね。昨年末にミシュランがベトナムで一つ星4店とそれに追随するレストランを選出したので、2つほど訪れました。でも値段が高いだけで内容は・・・。ベトナムで食べるならローカルなお店が良さそう。

ホイアン旧家の中庭。御朱印船の名残か、中華風であり日本風であり面白い。

2)ホーチミン、ダナン、ホイアン、ハノイ
今回訪れたのは4都市。それぞれに特長あり。どこも面白く、世界中からの観光客でいっぱい。でも日本人観光客が少ないのは昨今の為替事情か、日本が貧しくなったせいか。ベトナムではベトナム語は別として、英語が第2標準語。英語がバリバリ使えないと観光商売にはなりません。日本とは大違い。

ホイアンの夜は観光客で賑やか

3)クチ、ミーソン、・・・見所たくさん
米軍と戦ったベトコンの地下基地があったクチトンネル跡、近代まで栄えていたチャンパ王朝の史跡があるミーソン、ダナンにあるマーブルマウンテン、ホアンキム湖の伝説を扱った水上人形劇、ホーチミンオペラ劇場でのローカルアトラクション、ホイアン特設のルーンシアター、そしてダナンにあるベトナム版遊園地のバーナーヒルズ・・・。どれも面白い。

バーナーヒルズの『神の手』

4)ベトナム開放から既に50年
見てみたいと思っていたベトコンが使っていた地下トンネル。ホーチミンやハノイにある、戦利品のB52やM41戦車を使ったオブジェ、その他ベトナム戦争を伝える施設や博物館をいろいろ訪問。紹介されている内容にベトナムの強かさを感じました。

米軍からの戦利品、M47タンク @ホーチミン戦争史跡博物館

5)美味しいベトナム
ベトナム料理といえば、ニョクマム(魚醬)を使った料理や生春巻、揚げ春巻き等が一般的でしょうか。個人的にはタイ料理よりもベトナムの方が味付けの相性良し。料理教室に2ヶ所出かけ、ローカルメニューをいくつか学びました。

美味しいローカルなベトナムフード、これはホイアン名物のホワイトローズ

6)ベトナムの珈琲
ベトナムは世界第2位の珈琲産出国。とはいえ、ロブスタ種の珈琲が殆どで、アラビカ種と比べて美味しくないという意見もあり。でも、それは現在の状況を知らない人の言い分。アラビカ種の生産も始まっており、ロブスタ種の珈琲のクオリティも高いと確信しました。珈琲スクールにも足を運び、ベトナムの珈琲状況を学び、本場のエッグ珈琲やココナッツ珈琲の作り方も教わりました。

ベトナム珈琲チェーン店の1つ、ハイランドコーヒーのメニュー、ベトナム語なのでよ〜わかりません。

7)GRABは快適
今回の旅行で一番驚いたのがGRAB。シンガポール発祥の運送支援アプリGRABはベトナムではUBERまで取り込んで発展中。一度使うとあまりの簡単さに脱帽。値段も現地価格なので安く、旅行中タクシーは一度も使わず仕舞い。

8)eSIM にWISEカード ATMにご用心
今回の通信手段にはeSIMを契約。使ったのはGIGAGO。日本でインストールしておいて現地でアクティベートするだけ。こりゃ便利ですね〜(注意点もあり)。また、現地通貨の確保はWISEカードで日本円をベトナムドンにネット上で両替しながらATMで引き出しました。日本のクレジットカードに比べて為替コストがリーズナブルで手数料も安い。日本であまり紹介されないのは、旧来のカード会社や金融機関に忖度するメディアが多いせいか。

ハノイの戦争博物館は共産党の運営なのか、地元の小中学生達の見学でいっぱい

9)落ち穂拾い
その他伝えたい印象など。

順不同。まずは絵日記風の紹介からスタートする予定です。