ホットサンドメーカーは面白い

.Books&DVD… .EcoStyle .Lowcarboあるいは糖質制限

今年購入した物でなかなかと思った物の1つがホットサンドメーカー。温かいサンドイッチを作るためだけのモノと誤解していましたが、実は多彩な使い方ができるので超便利。そのことをある本で知り、今年10月頃に手に入れてからは連日のように使っています。

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食パン2枚の間に具を入れ、両面を押さえつけながら加熱するとホットサンドの出来上がり。これを作る器具がホットサンドメーカーですが、それだけのための道具と思っていた私は浅はかでした。それを教えてくれた本が、野川彩さんの『ホットサンドメーカーで作れる最高においしいレシピ』(扶桑社 2022年)。

というのも、ホットサンドメーカーで作れるのはパンのみにあらず。卵や肉、野菜でも何でも料理可能。あぁ、そうか、なるほどなるほど。云われてみれば納得ですが、なぜ今まで気づかなかったのか。野川さんの本を読んだ時、最初に感じたのはそのことでした。

本で取り上げるメニューのベスト5の第1位はスペイン風オムレツ、2位は大鶏排(ダージーパイ)、3位はトマトとモッツアレラのはさみ焼き、4位はちぎりパン、そして5位はアップサイドダウンケーキ。糖質制限な身としては4位と5位は敬遠しますが、残りはウェルカム。


まず興味のあった卵焼きを作ってみると、ムシ焼きで両面焼きになるため、ふっくらしっとりの出来上がり。目玉焼きやオムレツよりも簡単で、おまけに時短ですから尚良し。中にチーズやハム、ブロッコリーなどの野菜を入れるとスペインオムレツ風となり、これも簡単です。

また、モッツアレラチーズとトマトで作るカプレーゼも、ホットサンドメーカーで作るとアツアツ版。台生地を使わないピザみたいでマル。糖質制限な身としても嬉しいメニューです。

鶏肉も焼いてみました。蒸し焼きと両面焼きをうまく使って短い時間で焼き上がるのがマル。なかなか使い勝手がいい。そんなこんなで10月下旬以降、わが家では毎日のように活躍中です。この道具を使う時、素材や調理は考え方から柔軟に、というのがポイントのようです。

ホットサンドメーカーには、直火タイプとIH対応タイプあり。連れ合い曰く、直火タイプでは吹きこぼれの掃除が面倒とのことで、拙宅ではIH器具でも使えるホットサンドメーカーを入手。フッ素樹脂塗膜加工だと調理後の洗いも簡単。ホットサンドメーカーを2つに分けて洗うことも簡単に出来るし、合体させる時も「鋭角」の角度さえ意識すれば一瞬です(製造メーカーによって違いがあるかもしれませんが・・・)。

糖質が気になる身なので糖質制限パン以外の普通のパンは使いませんが、卵料理は日常的に必須だし、肉を焼くのにもとっても便利。このホットサンドメーカーのおかげで食事内容が少し進化したような・・・そんな感じです。