花子とアンとシャツ
2014/05/14
先日来、スイスコットンやイタリア生地のシャツについて触れてきました。そのシャツでお世話になっている金沢の金港堂さんのHPを見ると、どうやらNHKの朝ドラに登場するシャツを作ったらしい。面白いなぁ。
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ドラマは赤毛のアンなどを翻訳した村岡花子さんがモデル。内容はともかく、明治から昭和にかけての風俗が画面から窺えます。とくに田舎の実家は貧乏感というか、リアル感満載で興味深い。
そのドラマで、主人公が出版社のアルバイトをするシーンが出てきます。そこの編集長や出入りの印刷会社社長らのシャツがなかなかお洒落で、立て襟、ボタン等が格好いいのですね〜。昔のシャツってええなぁ〜という印象だったんですが、そのシャツを作ったのが金港堂さんだったとは! ちょっと驚き。
(上記は金港堂HPに載っているものです)
昔の資料から型紙を起こしてウイングカラーを作ったとのこと。金港堂さんの顔が広いのか、世の中が狭いというべきか。とにかく驚きました。金港堂さん、ご苦労さまでした。
花子とアンといえば、現在「腹心の友」が九州の炭鉱(炭坑)王と政略結婚した、というストーリーが続いていますが、これにもちょっとびっくり。というのも、私がこどもの頃の思い出話で、「殿様」と題して某炭鉱王を取り上げたのが5月2日のこと。
炭鉱王の栄華について思いを馳せていたら、朝ドラで炭鉱王が出てきた・・・、あんら〜、こりゃいったいどうしたこったい!
もちろん、ドラマの制作の方が先だし、全くの偶然です。でもシャツの件といい、炭鉱王といい、こちらの生活が朝ドラとシンクロしているような妙な気分(苦笑)。