映画「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」

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ルツェルン音楽祭レポートの途中ですが、急ぎ1つ投稿させて下さい。イスラエルに関する映画の紹介です。
イスラエルのネタニヤフ首相の汚職に関する映画が上映されると知り、奈良のユナイテッドシネマ橿原まで行ってきました。というのも地元滋賀では上映予定がなく、京都では12月中旬にならないと上映されないから。パレスチナ人の殲滅に走る異様なイスラエルについて、なぜここまでやるのか、ずっと疑問でしたが、この映画を観て疑問が解けた気がします。是非ご覧下さい。お薦め。

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ネタニヤフとは、現在のイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフのこと。彼は権力を傘にきて賄賂を要求し、見返りに法律をねじ曲げて便宜を図ることを繰り返してきたために起訴されて裁判が始まりました。ところが5年半たっても判決は出ていません。その尋問内容が2023年にリークされたことで今回の映画になりました。

映画にはネタニヤフとその妻、側近や関係者がイスラエル警察の尋問映像で登場します。贈賄側はその内容を細かく証言するのですが、ネタニヤフ本人は「記憶にない」「嘘だ」等と繰り返すのみ。スマホの記録を突きつけられても平気な様は、さすが噂通り「息を吐くように嘘をつく」御仁のようです。

問題は今回のパレスチナ攻撃に関するところ。映画の中にはネタニヤフがハマスへの資金提供をカタールに依頼したという驚愕な内容もあり、要するにハマスに餌をやっていたのはネタニヤフやイスラエル自身だったということがわかります。

ネタニヤフは2022年末に極右と組んで第6次内閣を作り、権力を維持することで有罪判決と牢獄行きを免れました。2023年には、最高裁の権限を大幅に縮小させる「司法改革案」を発表して、司法を政府の言いなりにしようと画策。そして、2023年10月のハマス暴挙をネタにしてパレスチナ人殲滅を目論む極右の望むがままにガザを破壊し続けているというわけです。国際司法裁判所がネタニエフを戦争犯罪人とする理由はまさにそこにあります。日本の報道ではよくわからないイスラエル問題、それを解くこの映画はとてもお勧めです。(IZ)

映画「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」は11月8日(土)に下記5館で封切られました。ただし上映館が全国的に少ないのは残念。

東京・渋谷(シアター・イメージフォーラム)11/8〜
東京・武蔵村山市(イオンシネマむさし村山)11/8〜
茨城・つくば市(シネプレックスつくば)11/8〜
愛知・名古屋市(伏見ミリオン座)11/8〜
奈良・橿原市(ユナイテッドシネマ橿原)11/8〜

関西では、11月中旬以降に少しずつ上映館が増えて、
大阪・十三(シアターセブン)11/15〜
兵庫・尼崎市(MOVIXあまがさき)11/28〜
兵庫・神戸市(元町映画館)11/29〜
京都・烏丸四条(京都シネマ)12/12〜