スイスの靴ONは日本が安い

.opinion

スイスの物価の話の続き。いろいろ調べていると興味深いことが一つ。世界的に有名なスイスのシューズメーカー ONの靴が日本ではなぜかしら安いのです。これにはびっくり。ご当地で安かったら買おうかと思っていたら逆。すぐに京都高島屋で手に入れました。

・・・

スポーツシューズメーカー ON の発祥地はスイス・チューリッヒ。2010年販売開始の新興メーカーですが、特徴的な靴底形状と「雲の上の履き心地」と称する快適さから世界中で人気になっています。

以前から気になっていたメーカーでしたが、こちらの定番はモンベルだったので今までは縁なし。今回のスイス行きがなければ買うことはなかったかもしれません。

そのお値段ですが、たとえばこちらが選んだCloud 6の防水タイプでスイス価格はCHF210。現在スイスフランは1CHF 183円くらいなので38000円+。一方、日本価格は¥20900 で逆転しています。(追記)

ONのCloud 6 WP (Swiss) CHF210

ONのCloud 6 WP(日本)¥20900

最初にこの価格差を知った時にはビックリ。4万円ならメンタルが邪魔して買えませんが、2万円ならまぁ何とか。使って見るとなんとまぁ履きやすいこと!MERRELLのスリッポン(Jungle Mok等)よりも私はこちらの方が相性がいい。イイ買い物でした。それ以来散歩の足元はこれが定番です。

ところで、なぜ価格がこんなに歪んでいるのか。おそらく日本で登場した前後の為替が1CHF100円程度でその当時のまま日本価格が据え置かれているのかもしれません。あるいは、現在の為替で価格改定すると日本ではなかなか売れないという配慮があるのではないか。ショップ店員によると靴の種類によってはジワジワ上がってきていますとのこと。

株の世界では否んだ値付けは狙い目。というのもいずれマーケットの原理(見えざる手)で価格差は解消されるから。この場合は為替が円高方向に振れて日本価格が妥当になるか、あるいは日本価格が上がるのか。どうなるか私にはわかりませんが、今のうちにもう一足買っておこうかなと悩ましい此の頃です。

(追記)スイスの付加価値税(VAT)は8.1%、一方日本は10%(消費税)。ただ、スイスでは食料品などは軽減税率で2.6%(アルコール除く)、宿泊税なら3.8%。