映画「ネタニヤフ調書」 その2 

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前回の続き。
あるForbes の記事を読んでいたら、映画「ネタニヤフ調書」で登場した名前が出てきたのでびっくり。その記事とは「トランプ政権で揺れる「気候科学」、私財で下支えするウェンディ・シュミットとは?」。その記事の中で、「ネタニヤフ調書」の制作会社であるジグソー・プロダクションズに言及した箇所があったのです。(2026/11/17 WordPressの画像クリックでトラブル? あるいは仕様変更か? 添付ファイルの表示設定で何もしないのに画像リンクがつき、指定ページへ飛びません)

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トランプ政権で揺れる「気候科学」、私財で下支えするウェンディ・シュミットとは?」を読んでいたら、思いがけない名前が出てきて驚きました。

ウェンディ・シュミットさんは、Google元CEOエリック・シュミットさんの妻で超々大金持ち。ウェンディさんが代表を務めるシュミット海洋研究所(SOI) は4.5億ドル(約675億円)を寄付して、海洋研究、気候変動対策、科学技術インフラ、若手科学者育成など支援しているとのこと。

現在のトランプ政権が愚かにも気候変動はフェイクだと言い出して関連予算を大幅に削減する中、そんな政権にすり寄るメロン財閥やペイパルマフィアなど超々大金持ちが多いのはシリコンバレーも非科学的だということなのでしょうか(注記)。でも逆の超々大金持ちもいるのです。

話を戻します。そのForbes の記事の最後に興味深い記載がありました。ウェンディさんのSOI は「今年(2025年)2月には、ドキュメンタリースタジオ「ジグソー・プロダクションズ」を買収し、気候や公共性の高い科学をテーマにした探査報道を支えている」とのこと。このプロダクションが先日紹介した「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」の映画監督アレックス・ギブニーさんが率いる会社なのです。驚きました。

ドキュメンタリー映画なのでフィクション映画よりは低予算でしょうが、それでも制作して世に広めるためにはかなりの金額が必要な筈。そこを支援してくれる人がいるというのは心強い話です。

2024年に制作されたこの映画、日本やヨーロッパの一部映画館では上映されていますが、イスラエルでは上映禁止だし、親イスラエルの米国の映画館でも上映されていません(米国ではJolt.filmでの有料視聴のみ可能)。米国の映画界ハリウッドを牛耳っているのがユダヤ系であることはご存知の通り。イスラエル首相ネタニヤフの汚職と戦争を明らかにするこの映画を配給する会社はない、ということでしょう。

そんな中、日本で上映されるというのは尽力している配給会社や上映館のおかげで有り難い。多くの人にこの映画を見ていただき、イスラエル首相ネタニヤフの真の姿とイスラエルの現状を知っていただきたいです(IZ)。

(注記)ペイパルマフィアの筆頭はピーター・ティールやイーロン・マスク等ですがが、マスクはトランプとのイザコザで切られてしまったのはご存じの通り。