Picasso Klee Chagall

.Travel & Taste art music

今度はアート@ルツェルン。この町にはピカソの作品その他を展示する美術館が2つあります。音楽祭の合間に覗いてみるとその充実振りに感激。

・・・・・

まず1つ目はローゼンガルトコレクション。中央駅前の大通りに沿って駅から数分の便利な場所にあり、ここにはピカソや印象派の絵画などがあります。

実は37年前にルツェルンを訪れた時、旧市街のピカソ美術館へ行きました。今回も行こうと捜しましたが見つかりません。というのもその美術館はローゼンガルトコレクションと名前を変えて別の場所へ移動していたからです。

ピカソのマダム。200年300年先の世界ではモナリザ級?!。
(ローゼンガルトコレクションの1つ)

ルツェルンの画商ローゼンガルト家が娘のアンジェラさんの代になって数点の絵画を市に寄贈したのを期に元スイス国立銀行の建物を買い取って所有絵画などを展示する美術館としてオープンしたのがローゼンガルトコレクション。2002年とのことです。

ちょうど泊まったホテルの近くだったので入ってみると、以前みたピカソの絵画だけでなくシャガールなどの印象派作品にクレーやカンジンスキーなどの興味深い絵画がたくさん。大きな美術館に比べると作品数そのものは少ないかもしれませんが、親交のあったピカソの絵画の充実ぶりは他所のピカソ美術館に引けをとりませんし(追記)、クレーの作品は他所では見たことがない程充実していました。殆どの作品が写真撮影可だったのも嬉しい点でした。

個人的に一番驚いたのはシャガールのパレット。画家が絵の具を乗せて色を確かめながら使うパレットがそのまま展示されていたのですが、それ自体がモネの絵のようで驚き感激しました。これを展示したキュレーターの意図こそ素晴らしいというべきかもしれません。

まるでモネの絵画のようなシャガールのパレット。このままで印象派絵画じゃないですか。

2つ目はルツェルン美術館(kunstmuseum Luzern)。こちらはカルチャーコンベンショナルセンター ルツェルン(KKL)の一部としてオープンしたのが1998年。音楽祭会場のホールもこのKKL内にあります。37年前に行こうとしたら改装休館中だったので今回が初めて。やっと訪問が叶いました。

ここにはピカソやカンジンスキーほかの絵画、そして現代作家の作品まで広く展示しています。第二次世界大戦時にナチスの収奪から逃れてきたものを含め内容が濃い美術館でした。

中央駅横の湖畔にあるKKL、この中に美術館や音楽ホールなどがあります。

ルツェルン音楽祭も素晴らしかった。加えてローゼンガルトコレクションやルツェルン美術館も見所たくさん。37年前の宿題?もこなしたので余計に大満足。もしルツェルン音楽祭へ行く機会があれば是非美術館訪問もお忘れなく。

(追記)ピカソ美術館はパリ、ヴァロリス、アンティーヴ、バルセロナ、マドリッドなどにありますが、上記すべてに訪れた経験からしてもローゼンガルトは欠かせません。ピカソファンは是非どうぞ。お薦め。