スイスの物価に驚く

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ルツェルン行きを決めて現地のレストラン情報を集めていると厄介なことに気づきました。モノの値段がびっくりするほど高いのです。何じゃこれは! ・・・よくよく考えてみれば、スイスの物価は世界一クラス、高い高いと言われるハワイよりもさらに上。こりゃ食費が大変だ。

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私がスイスを訪れたのは1985年と1988年。当時の印象では日本より少し高いかなというものでしたが、それから約40年、日本以外の世界は着実に経済成長し物価も上がってきました。

スイスの物価がどれくらい高いのか。まずビッグマック指数(BMI)でみてみましょう。スイスはダントツの世界一で7.1CHF(2024年)、日本円換算すると1300円(昨年10月時点よりもさらに円安になったため)。日本は44位で480円ですから2.7倍。聞けばマクドナルドの時給は25CHFつまり4500円! 日本の3倍以上ですからさもありなん。

出典は世界経済のネタ帳

もちろん、ビッグマックだけで物価の比較ができるわけではありませんが、ネットを見渡すとスイス在住の日本人が書いた中にも物価の高さがうかがえます。ただ食料品やチーズ、ワインは日本と比べてもそれほど高くないらしい。

ついでながらスイスでファストフードのみならずレストランの値段が高いのは、人件費が高いからだけでなく、現地では外食の習慣が少なく、外国人相手の観光産業的な位置付けだからでしょう。

次にスイスの物価を為替抜きでみてみると、たしかにスイスの物価上昇は日本よりも上。この40年次第に上昇していることがわかります。1985年と比べるとスイスは58%アップですが、同時期の日本の物価は2~3割しか上がっていません。おまけに最近の大幅な円安が重なり、スイスでの物価が日本感覚でみると2倍+、モノによっては3倍近くの感じになってしまったのです。

出典は世界経済のネタ帳

1スイスフランは現在183円。せめて数年前の120円だったら35%ダウン、100円だったら日本の物価に近づきます。為替効果は強烈です。

まぁスイスの物価を嘆いても仕方がないので、旅行中は100円換算でモノを評価し、支払いはその2倍になるのを我慢するということになりそうです。・・・・・と、書いてきて以前の旅行で残ったユーロ現金がまだ手元にあることを思い出し、とりあえずそれを食費に当てようと考えています。€とCHFはほぼ同じ(EURCHF 0.94)で換算しやすいのがありがたい。