東芝の闇が少しずつ明るみに

.opinion 3.11

toshiba1511本日11月17日、東芝は原発関連の減損を約13億2000万ドル(2012年、2013年の2年間)と発表しました。当時の為替レートで約1156億円とのこと。既に触れたように、関連原発事業は「純資産2456億円+・・・」ですから、この減損分がいかに大きいか、もう誰の目にも明らかでしょう。私が指摘していた通りでした。

決算報告の時には一切不問にしてきたのに何故今頃になって発表したのか。

報道では東京証券取引所から開示基準に違反するとの指摘を受けたからとのこと。だったら東証はルール通り上場廃止基準の遵守に努めるべきだと私は考えます(きっぱり)。

もう1つ。東芝が生き残るためには原発事業から手を引くこと、これしかない。どこゾの誰かに気兼ねして、つまらぬ意地を張っていると東芝の存続に関わる事態だと考えますが、どうでしょうか。それとも闇を引き摺ったままタイタニック化するのでしょうか。東芝の再生に私は期待していますが、このままでは東芝製品不買を通します。