Macがプッツン・・・・・

Mac/Web/WP/Mobile

先月末愛用のMacBookProの画面が突然グレーアウトし、全く反応しなくなりました。あちゃ〜〜。何度かトライしても立ち上がる時グレたりブルーになったり、はたまたマダラになるだけ。そろそろ買い替えかなと思っていたので、捨てられるのを察したMacがヤケを起こしたのかも(よくある話?)。手元のパソコンが転けるとネットでも動けません。ホンマ面倒。

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プッツンしたのはMacBookPro15インチのディスプレイ。2011年6月に手に入れたので4年半も使ってきたのは私からすると長い方です。

症状は画面のプッツン。1ヶ月前の最初のプッツンの時あらっと思いましたが、ダダを捏ねているのかとそのままにしているとだんだん頻回に。この時点でマシン入れ替えの決断をしていれば傷はまだ浅かったと考えても後の祭り。それはそうとして・・・

症状的にいえば、スタート時に設定のデスクトップスクリーンに切り替える時にプッツンしているのでVRAM絡みのトラブルでしょう。PRAMクリアや電池切り離しによるマシンの初期化など考えつく限りをやってみたのですが、どうも安定しません。

USBメモリに入れたTechTool Pro 8 を使って診断してみると、ハード的には問題なし。マシンの劣化でソフトとハードの連動がとれなくなっている部分が出てきたのかもと他人事のように云っても仕方なし。なんとか宥め賺しながらの立ち上げるのに成功しました(外部デスクから立ち上げたり、壊れ部分を修復したりとできることはだいたいやってからの苦行)。

キーボードカバーもぼろぼろ。ご苦労さんでした。

キーボードカバーもぼろぼろ。ご苦労さんでした。

厄介なのは、MacはオッケイでもMac上のWindows8.1(on Paralles)が巧くいかなった点でした。ソフト電池なるソフトプロテクトを何とか起動させて某相場ソフトのライセンスの「預け入れ」を完了しないと新マシンにそのソフトが移行できません(この辺はわかる人だけの話でご免なさい)。

頭が痛くなってきました。思い出したのはTime machine。ソフト的な問題なら、ちゃんと動いていた時の環境に戻せば何とかなるのではないかということ。Macの場合、Time machineなる機能拡張が用意されおり、ちゃんと保存しておけば元に戻れます(一種の差分バックアップ)。そこで、マシンがおかしくなる1ヶ月前の環境をリストアして試してみたら、何とかWindowsが動きました。ただし、私の場合、約500GBの環境だったのでリストアに6時間強!。これには笑うしかありません。

ところで、今回のプッツン、幸運なことに致命傷には至りませんでした。
というのも、日々のメールはiPhone等でも読み書きできるし、デカイものでもサーバーに一定期間残しているので後で読み込めばいい。また、大事なパスワードは1Passwordで毎日シンクロ管理しているのでマシンがずっこけてもまぁ問題なし。おまけに大事なデータはMacのTimeMachineで1日前まではバックアップがありましたから実質的には1日分のロスで済みました。5年前と比べると随分状況が変わりましたねぇ、ホンマ。

ダメになる時にはその兆候あり。それを危機的なシグナルと捉えることができるかどうか、それが問題です。幸い、今回のプッツンはTimeMachineや1Passwordなどの活用で致命傷にはなりませんでしたが、だからといって厄介な出来事の兆候を見逃しても構わないという話ではありません。Macに限らず一般化できるこの理屈に心しておきたいと自戒する次第。

momiji151110