コウホネ

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いつのまにか今年も6月に入りました。お変わりございませんか。またジメジメした梅雨がやってきますが、お体にお気をつけ下さい。

さて、拙宅の水盆に何年かに一度コウホネが咲きます。陽が昇ってくると固い萼が開き、中から黄色の花、暗くなるとまた閉じるのですが、一日限りではなく数日繰り返してくれます。

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コウホネは河骨と書くんだそうです。WiKiはこちら

この花、ドキッとするような黄色の萼と花弁に驚かされます。外の萼も黄色なので全体で1つの花のように見えるのですが、花弁本体は中味だけ。じっと観ていると、和菓子が欲しくなってくるのは食いしん坊の感想でしょうか。

綺麗な花を咲かせるのに、なにゆえ武骨な名がつくのか。実は根茎(根にあたる部分)がワサビの根茎のようなカタチをしていて、河底で骨のように蔓延るからだ、とのこと。見たことのある身としては納得です。

花に香りはほとんどありません。ムシや蝶が寄ってきているのを観たこともなし。ひっそり、でもしっかりと自己主張するような色づけはホネという名前に違わず、というところでしょうか。

ホネといえば、この国のまつりごとにはホネがありませんね〜。

だいたい政治家が命を賭けるなんて言えば、ウソツキだということの証拠です。選挙で何度も皆経験しているはずなのに、何度も何度も騙される人が多いことか。

その選挙で、財政見直しとか官僚支配からの脱却とか云っておきながら、権力握ると民主党は自民党とあまり変わらない。いや、部分的にはそれ以上悪くなったような感もあり。消費税の増税法案なんかはその典型。やるべきことの順番を間違えています。おまけに、シビアアクシデントを実証した原発について再稼働を進めるなんて、無知の証拠です。民主党が誰のためにシゴトをしているのか、皆さん考えてみて下さいまし。

ということで一句。

まつりごと ドジョウはいても ホネはなし コウホネ咲きし ぼやきの朝(あした)

おそまつでした。