SHOT NOTE は優れもの

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書いてパシャツと撮るとEvernoteに転送できるメモ。便利なモノが出てきたもんだ。 メモや備忘録の整理についての強力な新しい味方が登場しました。

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数年来毎日のメモとりにはA6版のメモ帳を使っていました。取材の時や電話のメモ、打ち合わせなどもいっしょのフォーマットで同じメモ帳。

以前と過去形にしたのは、一昨年末にSYSTEMICノートが出た時そちらに変更し、その後iPhoneを使い始めてからはメモそのものをそちらに移行させてしまいました。書いたものをそのまま残すのは置き場所の確保の厄介さだけでなく(年月を重ねるとバカになりません)、時間の経過とともに整理や管理が大変になるし(いつのメモか、どこに書いたのか、記憶が怪しくなる)、どうせ電子化するのならはじめから電子機器に書き込んでしまえというわけです。

iPhoneメモもいろいろ試してみました。つい先週まではTouchwriterという手書きアプリに毎日メモ書きした後、手動でEvernoteに転送し、携帯機器とパソコンデータをクラウド同期させ、どこでもチェックできるようにしていました。こうしておくことで、毎日のメモがその日の備忘録になるだけでなく、記録として残りますので、そのまま日々の記録帳になり、後々いろんな場所からの閲覧に備えられます。

でも、この方法は少し面倒です。まずiPhoneを立ち上げ、アプリを動かし、そこにメモを書き込むというのでは、メモ帳にメモを書き込むのに比べ2動作くらいは余分にかかるから。メモを書く時はすぐに書き込みしたいときが多いのに、これではちょっと難。

やっぱり手書きメモが一番かな〜と思っていたところ、今回出てきたSHOT NOTEは有り難い。書く時は普通の紙のメモ帳だから従来通り。これをiPhoneのカメラでパシャッ。すると専用アプリ(無料)が四隅につけられたマーカーをたよりにメモ書きを水平垂直補正しながら画像として記録します(ここが売りですね)。さらにそのメモをEvernoteに転送することもできるという優れもの。手書きメモに比べると、iPhoneでの撮影が余分な作業になりますが、そのことで記録が電子化されますので保管や管理が便利になります。後者の利点が大きい人にはSHOT NOTEは垂涎モノでしょう。私がそうです。

そのことに気づいた人が既に多いのでしょうか。2月9日発売でしたが、3日後には既に売り切れ続出。私は9日注文でA6版を3つ入手。使ってみてこりゃ便利だなと思ったので追加で注文しようとしたら、すべてのサイズでどこも売り切れ。あらら。みんな手を出すのが早いのね。メーカーも試しに売ってみたら大ヒットで生産が追いついていないのかしらん。こりゃヒットしますね、はい。キングジムやりますな。

あとは手書きをOCRで電子化できるようになれば究極の進化なんですけどね〜。