想定外

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運のいい人、悪い人―運を鍛える四つの法則先日ロスの友人から電話あり。聞けば昨年末に交通事故に遭った模様。彼女曰く、自転車で走っていると突然クルマにぶつけられたとのこと。相手は携帯メールしながら運転していて前を見ていなかったらしい。

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衝突の勢いが大きく、突いた左手は肘が剥き出しになるほどの複雑骨折。グギ〜。聞くだけでも寒々しい。右手も骨折し、かぶっていたヘルメットは壊れたが、頭は大丈夫。左手の神経が切断されていたら腕も切断との話だったらしいけど何とかオッケイで良かった良かった。

最悪の事態にならずに良かったねぇと応えると、「みんなそういうんやけど…」といいながら、でもこれは「想定外」だったとの繰り返し。いやいや、こういう時に良い方に考えられるかどうかが大切なんやでと私。そういえば、ワイズマンさんの本「運のいい人、悪い人」はそれが幸せになるコツだと喝破していましたね〜。

電話の友人はUSAでモダンアーティスト。
ふだんどおり通勤していて来たるべき個展の準備の毎日だったのに、突然クルマに当てられるなんてのは想定外だった。わかる? (…そやね)
ホンマにそんなこと考えもしてなかったんやで。(…そりゃそうでしょう)
全く予期していない時にもし死んだとしたら無念も何も残りようもないやんか。(…ホンマにそうやね)

病死などで財産をどうするかについては日頃からあれこれ考え、帰国時に公証役場で遺書を公正証書にしてもらっている彼女でさえ、突然の死については「想定外」と云う。

突然の事故や病気発覚で人生が大きく変化することは「理屈上」あり得ますが、どこかで自分には起こらないだろうと甘く見ているのが普通です。実際、そんな心配ばかりしてたら毎日の気分が憂鬱ですもんね。でも、「想定外」のことは起きるのだということを改めて感じた一時でした。

(おまけ)連れ合いが買ってきたお見舞いを送ろうと久しぶりにEMSを出すと、住所の記載ミス。昨晩気づいて急いでKIXで止めてもらい今日訂正手続き(ダメだな>自分)