LEICA_LUXとiPhone で後からピント
2026/02/14
いや〜ぁ驚いた。iPhoneで撮った写真を後からピント合わせ出来るなんて、つい数日前まで全く知りませんでした。もちろん、全ての写真がそうだというわけではなく、LEICA LUXアプリのAppartureモードで撮影した写真の話。実例を紹介しますが、皆様も驚くこと請け合い。
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10数年前にLYTRO ILLUMなるカメラが登場しました(2014年?)。売り文句は「再フォーカス」、つまり後からフォーカスをどの場所にするのか選ぶことができるということ。ライトフィールドテクニックなるものを使って可能になるとの話で、要はたくさんの写真を撮るのと同じことを行うみたいでしたが、もう1つよくわからないのと値段の高さで手が出ませんでした。この技術はその後の3次元測距技術の進展とともに消え去ったのか、後日談をを聞きません。
一方で最近のiPhoneにLiDARなる3次元測距システムが組み込まれていることは既に紹介した通り。でもそれが普通の撮影写真に活用できるのはまだまだ・・・と思っていたら、LEICA LUXアプリで実現していました(驚き)。というか、私が知らんかっただけで、昨年一昨年あたりからポツポツ話題になっていたことを最近知りました。
テクニカルなことをいえば、ここ数年来のiPhoneカメラには深度データを記録できる仕組み(LiDAR)が備わっています。つまり数メートル範囲で瞬時に距離を測定するので3次元スキャンができるというわけ(12から? 詳しくはAppleのテクニカル資料に当って下さい。私の話は15PROと17PROです)。
これを2次元の写真に応用したのがLEICA LUXアプリで、開発したのはノルウェーのフィヨルデン・エレクトラ社。LEICAがこの会社を買収したのでライカアプリになったというのが経緯です。こちらLEICA LUX グリップが手元にありながら、まさかLiDARテクニックを応用していたなんてつい数日前まで知りませんでした(苦笑)。
具体的にどんなものか実例で紹介しましょう。まず1枚、iPhone 17Proで撮った写真をみて下さい。
ソフト上で設定したレンズの焦点距離は100mm、絞りはFl.5の開放。ピントを合わせた手前のオブジェがくっきりでも後方はボケています。これをアプリを使って後方のオブジェにピントを変えてみたら下の通り。どちらもオリジナルは同じ写真です(念のため)。こんなことができるなんて、3D測距のゆえんですね〜。
以前iPhoneの3Dスキャンにも驚きましたが、今回の「後からピント合わせ」にもびっくり‼️。ライトロに驚いたのも今は昔。ピント合わせによく失敗する私には願ってもないスペックに大感激。こりゃホンマ凄いわ。
GR IVはいまだ抽選に当らず、小型携帯カメラをどうしようかと考えていましたが、iPhone+LEICA LUX&Gripで落ち着きそうな今頃です。
(注意)LEICA LUXアプリの全能力活用にはサブスクコストがかかります(お試しモードあり)。グリップもそれなりに高いのでご用心。