GPSなしで位置確認するAirTag

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またApple/iPhone関係。今度はAirTag

忘れ物防止でAppleのAirTagを使う人は現在どれほどいるでしょうか。初代の登場が2021年、つい最近2代目が出たばかり。こちら既に2022年から数個使っており、2代目の購入も考えています。

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当初、あの小さな円盤状器具にはGPSが入っていて、それを利用してiPhoneなどで追跡するものだと思っていました。でも実はそうじゃありません。調べてみると、面白いことがわかりました。以下、出典は「AirTagにGPSはない? なのにナゼ高精度の位置情報。 鍵は「すれ違うiPhone」にある?」から。

まず、AirTagは個々の識別子を暗号化して定期的に微弱な信号(Bluetooth Low Energy BLE)で出しているんだそうな。この情報を近辺のiPhoneやiPadが受け取り、さらにiCouldサーバーへ送信します。その結果、iPhoneの「探す」アプリでおおよその位置を確認できる、という仕組みです。GPSがない替わりにiPhoneユーザー集団が位置確認に協力しているというわけです。面白い。

この匿名情報を復号化して確認できるのはAirTag所有者のみで、他人が位置情報を盗むことはできないところがミソ。ちなみに、携帯の電源をオフにしてもこの信号は出ているらしい。道理でスノーデンさんが「携帯を電源オフにするだけではダメだ、バッテリーを外せ」と言っていたわけだ(彼のドキュメント映画中の話)。でもどうやってiPhoneのバッテリーを外すんでしょうかね。

飛行機の預け荷物がロストバゲッジになってしまった時やどこかで忘れ物をした時などに有用になるAirTag。幸いまだ恩恵を受けたことはありませんし、荷物がなくなる状況など無い方が良いに決まっています。でも、iPhoneユーザーが大勢いることが位置情報の正確さに繋がるという仕組みは、知らず知らずのうちにみんなで協力体制を敷いているということ。そこには右も左も老いも若きも好きも嫌いも関係なし。まさしく平等な、なかなか素晴らしい連携に拍手です。

(苦言)本稿とは関係ありませんが、WordPressの最近版では画像リンクが無効になっています。ソースがおかしいから間違いない。いったん直してもアップデートで崩れるので甲斐なし。