GRD3

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GRD3年末になって新しいデジカメをゲット。リコーのGRD3です。初代GRDが出た時から欲しかったのですが、既にデジカメはいろいろ持っているんで、そんなに何コもいらないでしょ?と連れ合いから止められていました。
その通りなんだけど物欲は尽きまじで、それから3年のほとぼりが過ぎ、やっと今日に。

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リコーのGRDシリーズには前身があります。デジタルではない、アナログ型の伝説の名機GR。レンズは広角28m/mで、解像度が高く、当時はライカのレンズにも匹敵するのでは…と紹介されていました。良かったのは、一眼レフのような大きさではなくコンパクトカメラなんで持ち運びも楽。12年前だったかに即買い。

GRこれはホンマに良いカメラだった。普段使いはもちろん、ミルウォーキーやシスコへのTVの取材時にも活用しましたし、それを見た同行カメラマンの某氏はシスコのカメラ屋に飛び込んで同じものを購入したという、個人的にはなかなか思い出深いものがあります。これがデジタル化してGRDとDがついたというわけ。

デジタル化しても、姿カタチはほぼ同じ。レンズ性能も似たようなデキらしい。デジタル素子が小さいので解像度はアナログといっしょというわけにはいきませんが、それでも接写性能とかクッキリ・スッキリ感は受け継いでいるようです。欲しい欲しいと思っていると、GRDも早や三代目。レンズの明るさがF1.9となったこともあり、少々の暗さにも対応できるとあっては、もう私自身文句はありません。値段がこなれるのを少し待ってつい最近購入しました。

流石にこれ、いいですよ~。マグネシウム合金の質感は持つ者に十分な満足感を与えますし、重さも200g弱で持ち運び簡単。また、操作性の簡便さは頭1つ抜けていて合理的、見えないところでリコーの設計陣が考え抜いただろうというのがうかがえます。

ただ値段が高めなせいか(レンズや仕様からすれば高くはないと私は思うけど)、量販店でも見かける機会は少ないかもしれませんが、どこかで遭遇したら、是非いじってみて下さい。手になじむだけでなく、操作が直感的ストレートにできるのがすぐわかりますよ(きっと)。