門外漢の楽しみ
2025/08/06
暑いですね。お変わりございませんか。びわ湖の西側にはここ3週間前後降雨がありませんでしたが、昨晩は夕立のような雨が少し。ちょっと安心。

厄介なことに今年の秋は渇水かも。そうなれば蛇口を捻ると望むだけ水を使える生活が一種の社会幻想であることがよくわかります。でもそんなことを考える人はほとんどなし。私のように風呂の残り水や雨水などを貯めて使おうという者は世間では「変わった人」にしか思われないのが残念至極。・・・閑話休題
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音楽に関してこちらは門外漢、もっぱら聴くだけ。でも聴くのは大好きで、昔からレコード、CD、そして最近は Apple Music かけっ放しの生活を送っています。
以前はレコードやCDを聴けばオッケイ、わざわざ演奏会に出かける必要なし、そう考えていた私がなぜ最近いそいそ出かけるのかというと、連れ合いに誘われて出かけた生演奏の圧倒的な迫力に感激してしまったから。
まず、臨場感はその名の通りでライブに優るものなし。クラシックだけでなくロックやジャズでも言わずもがな。素晴らしい演奏であればあるほど、そのまま演奏者の表現するイメージというか世界観の中に入っていける(ような)気がします。
私が云うまでもなく演奏が上手な人はたくさん。でもその先の表現力はどうでしょうか。演奏を聴いていると情景が浮かぶような経験をしたことはありませんか。私はあります。
そういうのを何度か体験すると有名な演奏家やオーケストラではどうだろうか、有名なのはコマーシャルな宣伝だけなのかそれともホンマモンなのか、等々と興味がでてきたので、ここ数年演奏会へいそいそ出かけるようになったのです。
毎年でかけるのは8月松本のOMF(セイジオザワ松本フェス)と9月の辻井伸行さんたちの河口湖ピアノフェスの2つ。加えて聴きたいと思う演奏があれば京都、兵庫、大阪、その他へ出かけているので、毎月どこかへ出かけている状況です。
さて視線を日本から世界へ向けると、有名なものがいろいろあります。一番はモーツアルト生誕地のオーストリア・ザルツブルク。二度訪れていますが音楽祭にはまだご縁がありません。
次に有名なのはお隣スイスのルツェルン。ここには一度訪れたことがあり、お気入りの街だったので来年辺り音楽祭に出かけようかと夫婦で話合っていたのですが、6月にチケット販売状況をチェックしたらイイ席がまだ少し残っていました。唯一売り切れていたのはラン・ランさん(ピアニスト)の演奏会のみ。あれれ。
よくよく調べるとペトレンコのベルリンフィル、メスのウィーンフィル、マケラのコンセルトヘボー、ラトルのルツェルン祝祭管弦楽団、演奏家としてはシフ、アルゲリッチ、アンネ=ゾフィー・ムター、内田光子などなど、どれもチケットが手に入りそうで小躍りしてしまいました。
(追記8/7) 昨晩フェス当局からメールがあり、アルゲリッチさんの演奏はキャンセルになり、チョ・ソンジンさんに変更になったとのこと。ジャンパーもなかなか凄い。こちらは2015年ショパンコンクールの優勝者。
戦争や世界経済の不調で今年は人気がやや低調なのか、それともトランプ的世界の不透明さなのか。11月末に予約開始のチケットがまだ買えそうなのは幸運というべきところ。ご当地のホテルはほとんど一杯でしたが、それでも何とか確保できそうだしエアもなんとかなるということで、連れ合いから今年にしようと提案あり。

ということで、今夏は念願のルツェルン音楽祭へ。世界情勢は来年どうなることやら不明だし、有名処が一箇所でまとめて聴けるチャンスは私たち夫婦の今後に何回あるのかどうか、そんなことを言い訳にした次第です。
音楽プロの方々からすれば演奏会とは音楽史の中での位置付けを明確にし、演奏家の成熟度合いを楽しむなど文化的技術的な聴き方になるのでしょうが、門外漢の素人にはそれは無理。こちら演奏家の優劣を判断したり評点をするわけでもなし。むしろ演奏の背後にある雰囲気というか演者の世界観というか、表現される世界こそこちらが求めるもの。そう考えてくると、素人でも十分に楽しめるのではないかと思うところです。
