インドが熱い!

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数日前にインドの総選挙が終わり、与党の勝利。今までと同じじゃんと思っていると株価が急騰。なんでやねんと調べてみると、与党と組んでいたインド共産党が著しく議席を減らしたらしい
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その結果、(仕方なく共産党ら左派と組んでいた)与党のしがらみが消え、成長重視・経済優先の政策がとりやすくなったとの推測で株価が騰がったというわけです。

私は別に左派贔屓というわけでもありません。いつも労働組合が正しいなんて言い分には与しませんし、それはGMの問題なんかで一目瞭然でしょう。強いていえば、庶民の暮らしにとって左派の言い分が有利なのか、それとも権力側がそれなりにまともなのか、それはケースバイケースで判断すべきこと。

昨年末、Buffetさんが株を買い始めるとの宣言を出した件を紹介したことがありました。その時、「実は私もロビンを待てませんでした。ただし、相手は欧州や新興国の株。米国やドルの未来には拭いがたい不信感もあり、未来はどうあってほしいかという個人的な希望を込めて、のストーリー」と記しました。

あの時、US/NYSE市場で、インド銘柄のTTM(ADR)を仕入れていました。サブプライム問題で6分の1に買い叩かれていたのは変だと考えたから・・・。

あれから年を越え、インドの人たちの夢を載せた例のnanoが発売開始され、株価は騰がり、今回の選挙結果でさらに急上昇! 他にも、インド株には急騰銘柄続出。誰も買いたくない時にこそ買え、でしたね、やはり、Buffetさんの云う通り。

まぁ今後は調整していくでしょう。そうなれば、他のインド株も物色しようと思うこの頃です。 ar@HKT

(注)インド株はインド人以外には公開していないのでそのままでは買えません。私が取引しているのは、USに上場しているADR(US政府預託証券)です、念のため。