残暑徒然

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蝉の鳴き声が虫の声に置き換わったようなこの頃。今年は暑さが後ろにズレたみたいで、9月になってもまだ暑かった。それでも台風一過で、いっきに秋めいた感じになってきました。びわ湖の周りは大丈夫でしたが、被害に遭った地域が日常を取り戻すことを願っています。ということで、残暑つれづれ、書き連ね。

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随分本サイトに描き込みませんでした。別段病気になったわけではなく、暑いのと日々考えるところありで書くのが億劫だったから。

裏磐梯 五色沼

その間、社会は新型コロナ禍やそれに伴う世間の動き、そして政治のテンヤワンヤ。嘘つきな前首相が辞めたのは病気のせいもあるのでしょうが、袋小路に入り込んでしまい、自分でもコントロールできなくなったからでしょう。

それにしても、菅・二階体制では利権誘導は変わらず仕舞い。だって、GoToもふるさと納税も彼らの思いつき。ふるさと納税に関しては、菅が大本命ということで関連企業の株価が暴騰(あらら)。知らない人は、チェンジという会社をチェックしてみて下さい。おまけに橋下某が総務大臣になるという噂の信憑性は如何? 大阪府が東京都のようにGoTo排除にならないのは菅と橋下の仲ゆえという話もあり。

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いまだ明確ではない新型コロナウイルス。でも、数字を見る限り、先日お伝えしたように世間は怖がり過ぎ。経済規制ではなく、被害を受けやすい集団の行動要請なら話がわかりますが、独裁国家のような戒厳令の真似事が良いと思う人たちは自由主義社会の根幹をどう考えるのか。やっぱり一人一人の判断能力が欠落しています。

相手が正体不明なウイルスでウヨウヨいるのですから、誰が感染しても不思議ではありません。次は私かもしれないし、あなたかもしれません。それはそれで仕方なし。それが市中感染という仕組みだから。

なのに、感染者は謝罪せよとか、病院関係者や感染場所に関わる人たちを苛めたり差別したり人たちはいったい何を考えているのか、哀しくなってきます。感染したくないという気持ちはわかりますが、だからといって自分が感染したらどうするのでしょう?

特効薬もなし、未だワクチンなしでは恐れるのもまぁ宜なるかなですが、若者が重症化する例は少ないこともわかってきました。基礎疾患持ちの高齢者のリスク何らかの対応で考慮するとして、そのために社会活動を停滞させるのは明らかにやり過ぎ。正体不明の感染症にゼロリスクを求めるのは無理というもので、社会全体のリスクとのバランスを考慮していかないと先には進まないというのが私の考え。

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こちら、7月は北陸から会津若松、8月は三方五湖に出かけました。今月9月は金沢から富山、岐阜をぶらぶらする予定です。GoTo云々は別にして旅に出たい者は出かければいいし、GoToでコストが浮くならそれも良し(私が訪れる宿にはGoToに参加しない処もあり)。

三方五湖山頂公園から臨む

GoToといえば、大手ホテルチェーンの中にも遅れている所あり。そのホテル、GoTo参加申請したとのことだったので、9月以降の予約について手続きをどうしたらいいのか尋ねたところ、9月以降の予約を既に取っている場合は適用なしとのこと(なんで?)。

・・・さきほど該当サイトを覗いたらホテルサイトからGoToキャンペーンが使える予約方式に変更されていました。ホテルや旅館毎にGoToキャンペーンの取り扱い方法や予約方法が異なるのが面倒といえば面倒。もし8月以前に9月以降の宿泊予約をしている方は適用外になるかもしれず、要注意です。

秋がやってくると次はインフルエンザの冬が続きます。新型コロナとの区別がつかない事態になったらどうなることやら。風邪を引いただけで世間から攻撃されるような社会にはなって欲しくないものです。心配だな。