データをみるとピークは4月末

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びわ湖の周りでは蝉が鳴き始め、そろそろ梅雨空けかという感じ。それにしても最近の雨雷は凄まじい。皆さん、お変わりございませんか。

厄介なことに新型コロナ禍(Covid-19)はいまだ蔓延中、世界中の感染者は増加中。フランスや米国などの報道をみていると、BCG接種なり遺伝特性等を持ち出すまでもなく、マスク着用ほか生活習慣の違いが大きいのかもしれないなぁ、と思うこの頃です。

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さて、この7月になって東京都で感染者が連日200人前後見つかったことで、4月5月の外出禁止要請になるのではないか、飲食店や旅館などもまた閉店要請があるのか等と世間は恐れています。でも日本の感染状況をみると、既に4月末頃にピークとなった後はだんだん状況は改善しつつあり、深刻になるのは考え過ぎではないでしょうか。だいいち、東京などで感染者が出ているのは本来すべきPCR検査が増えてきたせいでしょう。(以下のグラフは東洋経済ONLINE

重症者のピークは4月末

感染死亡者は少なくなってきたのが現状です

一時は日本でも(何もしなければ)10万人以上の死者が出る等と云われてきましたが、幸運なことにそうはなりませんでした。日本では厳しいロックダウンをしなかったのに感染死亡者がそれほど増えなかったのは、横並び同調圧力のおかげで三密回避やマスク装着等が徹底したせいかもしれません。

一方で、マスクはしないという大統領をはじめ、呼吸する権利を奪うとかでマスクをしない人が多い米国や、公共空間ではマスク着用義務付けでも守らないフランス等を見ていると、かの国々での感染は広まって当然という気がしてきます。

常識的に考えてウイルスが消えていない以上、誰が感染しても不思議ではありません。だから第二波第三波がくるのは想定内。問題は重症者や死亡者をどれだけ減らすことができるのか。

私思うに採るべき対応とは国民全員の行動規制ではなく、高齢の基礎疾患持ちの者の行動規制。こちらの方が健康上も経済的にもベターです。だって、死亡者はほとんどが高齢者というのを考慮すれば、若者にまで行動規制を要求するのは行き過ぎではないでしょうか。

この表には20歳代の死亡者がいませんが、力士の死亡はどこに消えたのでしょうか?

GoTo云々は政治家の利権行動と批判するのは簡単ですが(私も同意)、観光産業も飲食業界も何かしなければ落ち込んでいきます。データをしっかり把握するなら、感染が治まってきた現在に後ろ向きなメンタルになるのは明らかに怖がり過ぎ。国がサポートしようがしまいが、旅行に行きたい者は出かければいい。私も健康に気をつけながら前に進んでいきたいものです。