暦いろいろ

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あぁそうか、そういう暦ってあったんだなぁ、と改めて考えることしきり。

何回か記してきたように、私は西洋歴とは別に自然歴で物事を考えることにしていますが、さらにもう1つ考えておくべき暦があったというわけ。年の瀬迫る慌ただしい毎日ですが、暦について少し。

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七つ森出版社が出している「七つ森通信」を読んでいると、タイトル下にこうありました。

No.37- フクシマ歴6(2016)年12月

3.11で日本に対する考え方が変わったというのなら、そこをゼロ点にして暦を考えるというのはきわめて理に適ったこと。なぜそのことに気付かなかったんだろう。気付かせてくれた七つ森出版社の卓見に感謝。

それにしても、未だに甲状腺がんの被害を隠そうとやっきになっている福島医大などの医者の醜悪なことよ。臨床データの取り扱い・評価をまともに取り上げない委員会に対し、「自分の意見がいえない」と苦言を呈して評価部会長である委員が辞めたのに、そのことをちっとも報道しないNHK等の大手メディア。これらは未だに「被曝を強制させる側」でしかありません。

おまけに、関東圏での甲状腺がんだって怪しいのに国はそんなの知らん顔。放射線管理区域よりも高汚染の地域へ帰還せよ、借り上げ住宅のサービスはオシマイ等と言い立てる政府や関係自治体の喧噪を見ていると、ホンマこの国がイヤになってしまいます。言い様のない位ミゼラブルじゃないですか。どうしたらいいのか私にはわかりませんが、少なくともあの2011年を原点にした暦を考えることで記憶を風化しないよう戒めておきたいものです。