聴き放題

music

拙宅のオーディオ環境を整えたこともあり、AppleMusicの年間契約をしました。ただ聴き放題の一方で、自制しないと際限なく時間とエネルギーが飛んでいきます。簡単に何でも聴ける環境がホンマに良いのか悪いのか、ちょっと考え込んでしまいますね。

・・・

最近はいろいろな音楽配信サービスが出てきました。どれにするか悩むところですが、ざっと検索してみると聴きたい楽曲は(全部とはいえませんが)AppleMusicにはだいたいあります。また、手持ちのとネットソースのどちらもiTunesで管理できますから、iPhone/iPad/Mac持ちとしてはやはりAppleMusicが使い易い。ということでAppleMusicに決定。

AppleMusicは3ヶ月の試用期間(フリー)に年間9800円(月々契約よりも2ヶ月分割安)なので、最初は1年分の料金で17ヶ月。11月からトライアルを開始して、これならオッケイということで12月になって正式に契約手続きを行いました。

楽曲はライブラリにあるものは聴き放題。もちろん昔のLP盤がすべてデジタル化されているわけではありませんし、最近のが皆あるわけではありませんが、私の場合AppleMusicのコレクションには今のところだいたい満足しています。

でも、いざ聴き放題だと際限なく時間とエネルギーを費やしてしまいます。お金が余分にかからないという心理的な気易さから、1つチェックすると同じ人の他のものや関連アルバムも聴きたくなるし、さらに共演者のも・・・なんて時間がいくらあっても足りません。そんなことを繰り返していると聴き方が荒くなり記憶にも残りません。食べ散らかしているみたいで、なんか勿体ない。

考えてみると何とか放題というのは実に危険です(苦笑)。食べ放題もそうじゃないですか。美味しそうなバイキング料理を目の前にするとあれもこれもと手にとってしまい、私の場合食べ過ぎになってしまいます。どこかでブレーキをかければいいんですが、この味はどうかな、あれは食べたことないなぁ等と考えるとつい手が伸びてしまうから。

音楽の配信サービスもどうやら同じ。際限がなくなるといつのまにか時間を忘れてしまい、他の用事を忘れてしまいます。こりゃアカンな。検索チェックは別としても、1週間に1アルバムとかの自制がないと自滅してしまいそうやなぁ、と考える次第。

PASODOBLE

上はLars DanielssonのPasodoble。AppleMusicを聴き始めて最初にチェックしたアーティストで、スウェーデンのジャズベーシスト。ベースはメロディラインだし、彼はチェロも弾くので面白い。AppleMusicにかこつけ、今後私が好きな楽曲をときどき紹介します。