NASのHDDが壊れた その2

Mac/Web/WP/Mobile

前の続き。壊れたHDD(ハードディスク)は保証期間内だったので返品交換か返金の手続きができるとのこと。でも、HDDの中には個人情報たっぷりですから、そのままでは返却は躊躇してしまいます。かといって壊れたHDDをパソコンが認識することもできず、どうしたら中身をクリーンにできるのかさっぱりわかりません。HDD会社や代理店、NASのテックサポートすべてに問い合わせをしたら・・・。

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最初に返事がやってきたのはNASのテックサポート。日本語サイトから質問していたのですが、返事は英語です。あれれと思うと、第一行目に「ご免ね。英語で返事するけどグーグル君か何かで日本語に直したら大丈夫だよ」とのこと。サポートさんの名前から察すると台湾か香港なのでしょうか、今時のテックサポートってグローバルだなぁ。

それはさておき、彼曰く「パソコンに繋いでフォーマットせよ」。あちゃ〜〜っ。それができないから困っているのに・・・。改めて「ベアなHDDで、オマケに壊れているのにどうやって繋ぐのか、さっぱりわかりませ〜〜ん。何か方法あるんですか」と今度は英語で再質問。

すると、「おたくが使ってはんのは SATA(シリアルATA)なHDDでしょ? だったら、SATA専用ケーブルってのがあるから、それでパソコンのUSBへ繋げばいい」とのこと。「後はYoutubeに紹介しているように直接書き込みでフォーマットできるはず」とのこと。YouTubeを示してくるのも今風です。

そんなやりとりをしていると、HDDの代理店らしき処からもサポートメールが到着。HDD製造元WesternDigital社のツールでゼロ書きできるはずだから試してみて」とのこと。

ということでSATAケーブルとHDD専用ツールを入手してトライ。クイックテストしてみるとセクター異常でそのままでは繋がらないのですが、HDDにゼロ書きするのはできるみたい。やったね。でも、作業開始してみると、作業予定時間が43時間!! なんじゃこれは!(笑)。MacではWD社のHDDツールがうまく動かないとのことだったので古いDELLのノートに繋いだのですが、このUSBが遅いせいで伝送速度がでないみたい。Macしか持っていない人はどうしようもないというのが厄介ですね。

という状況で、ほぼ2日間ちょい作業しっぱなし。一度ケーブルを間違って抜いてしまい失敗したので、43時間プラス5時間かかりました(自滅)。今朝Amazonに改めて連絡を入れてHDDの交換を申し入れたら、既に在庫切れなので故障品を返品すれば返金しますとのこと、さきほど宅急便で送り返したところです。やっと一軒落着。この稿、自身の備忘を兼ねて書き留めておきます。