警察の命令系統

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沖縄北部の東村高江で現在地元住民と沖縄県警が衝突しています。防衛省がヤンバル原生林にヘリコプターの離発着帯(ヘリパッド)を計画してるからです。沖縄の軍事化に反対する沖縄県知事は慎重姿勢なのに、沖縄県警が実力で排除しているらしい。命令系統はいったいどげんなっとるの?

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出典は田中龍作ジャーナル

写真は田中龍作ジャーナルから

問題の経緯や現状は沖縄の新聞や他を参照していただくとして、私が問題にしたいのは県警の命令系統。沖縄県警は組織上沖縄県知事の下に入っています。大阪府警が大阪府知事の下にあるのと同じです。

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でも、今回の沖縄県警は沖縄県知事の意向などおかまいなし。なんで?

今朝田中龍作さんのサイトを読んでいると、住民側の弁護士さん曰く、以下の通り。

 「警察の上(官邸)が命令を出せばそれがルールになる。治安維持のためならそれがルールになると思っている」。小口弁護士は喝破した。

なっるほど。警察は自治体の長なんか屁とも思わず、上(官邸)の命令で動くということですか。

調べてみると、道府県警は本部長を責任者とし上位は警察庁。つまり、自治体の中にありながら自治体とは関係ないという不思議な組織になっています。要するに警察とは護国組織であり庶民の味方ではないということ。交番の親切なお巡りさんで胡麻化されてはいけません。