M:I ローグ・ネーション

.Books&DVD…

「ミッション:インポッシブル ローグ・ネーション」、7日に「近いうちに私も映画館へ足を運ぶつもりです」と書きましたが、翌8日に近くの封切館へ出かけました。感想は他のサイトに任せるとして、映画を観て気になったことを少し。

・・・

MI5

封切り2日目の土曜だということや夏休み効果もあるのでしょうか、いつもはガラガラな近くの映画館が今回は盛況。流石、ミッション:インポッシブル。

映画は文句なく楽しめます。この手の映画は大画面大音響がよく似合います。そして、最初からこのシーンで始まるかぁ〜ってのが第一印象。何のことなのかは観る人のお楽しみにしておきましょう。

映画では悪者集団が「ならず者国家」(ローグ・ネーション)ということになっていますが、悪い奴を作り出したのは国家であるという背景を考慮すると、既存国家が「ならず者」化しているという皮肉ではないかと私は考えた次第。

今回の女優さんはレベッカ・ファーガソン、スウェーデンで人気の俳優さん。日本の公式サイトには俳優紹介がありませんが、英語サイトにはあります。ご興味の方は是非どうぞ。ところで、スウェーデンの俳優といえばイングリッド・バーグマンの名前が浮かびますが、グレタ・ガルボもスウェーデンなんですね。

im5cast

さて、私が一番気になったのはお金の話。映画のストーリーとは関係ありませんが、映画の最初に製作関係の会社がズラズラ出てきます。まずは製作プロダクション関係、次にスポンサー関係ですが、ここで驚き。アリババとかの中国系企業がいくつも登場するのです。

そういえば去年だったか、M:I 5、つまりこの「ローグ・ネーション」が資金繰りで困っているとのニュースを見た記憶があり、映画作りは大変だなぁと思っていました。今回の制作費がいくらだったか知りませんが、前作のM:I 4 が$145,000,000だったので今回は200億円くらい使ったのかもしれません。その大金調達に協力したのがアリババ等の中国企業だったというわけ。このクレジットを見ながら、ソニーが米国映画会社を買収していた日本のバブル期のことを思い出してしまいました。

このミッション:インポッシブル、次の6作目が既に制作に入ったとのニュースをつい最近どこかで読みました。今度のスポンサーもまた中国系なのかどうか、気になるところです。