北陸新幹線。近いうちに一度使ってみようかと調べてみました。大阪から長野までを4時間程度に短縮するのも驚きですが、JR東と西との境界駅が上越妙高というのにはびっくり。３月14日開業ということは春の時刻改訂といっしょですから、在来線との連絡などは大幅に変わることでしょう。スマホアプリでは関連時刻表がまだ出ていないのが残念。

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久しぶりに五月の連休時期に連れ合いの休みがとれそうだということで、金沢経由の北陸回りで長野へ行くことにしました。でも、連休中の高速は込み込みだから車はやめてJRにしようか、ちょうど北陸新幹線が走り始めることだし、一度様子伺いしてみよう、そう考えたのです。

調べてみると、知らなかったことがいろいろわかってきました。まず、北陸新幹線におけるJR西日本の担当範囲が金沢から上越妙高になっていること。JR西の株主優待券があるとこの範囲で半額になるのです。これは嬉しい発見でした。

一方でややこしいのは北陸線の取り扱い。金沢以北（以東？）から直江津は従来JRでしたが、今回の新幹線開業で民間セクターに移ってしまい、それも細切れ状態でほとんど値上げらしい。切符を買う時に別々で、ということはないのでしょうが、会計上はどうするんだろうと他人事ながら心配です。

上図の出典はResponse 「北陸新幹線の並行在来線4社、上限運賃を申請…トキ鉄以外は値上げ」

ややこしいといえば、iPhoneの時刻表アプリでチェックしていて困惑した「はくたか」。現在のアプリでは開業後に消え去る「はくたか」が表示されます。どうやら北陸新幹線の時刻表がスマホの時刻表アプリにまだ入っていないため、従来線の「はくたか」が出てくるのです。新幹線にも「はくたか」があるため、事情を知らない人には混乱です。名前を踏襲したせいでゴチャゴチャ状態ですね。

また北陸新幹線を使った旅行計画で困るのは、いまだ従来線との接続ダイヤがわからないこと。例年3月14日当たりで新ダイヤが出てくるのでそれで対応というわけでしょうが（新幹線開業も同日）、前もって日程を考えようという者にとっては少々困りものです。とりあえず新幹線を走らせる、後は追々というのがJRの考え方みたいですね～。

おまけに料金がいろいろややこしい。早割はまだわかりますが、JRの会員だったらいくら、JRのクレジットカードを持っていたらさらに割引等々という設定がされていて、一物多価！　いったい本当の料金はいくらやねん？状態になっています。みんな混乱しないのかな？