iPhoneに復帰
2014/11/06
SIMフリー化への流れはもう規定路線。雑誌やTV・新聞、そしてネットでもSIMフリーの話題が多くなっていますし、総務省が来年5月から携帯各社へSIMフリー化を勧告するなどの指針案も出ています。大勢の人たちが現行SIMロックの不誠実さに気付いてしまった以上、もうこの動きは止められません。
私も今年春にSIMフリー話を取り上げ、自らもSIMフリー廉価スマホのfreetelを使ってきました。でも、能力不足に嫌気がさし、iPhone6の発売を機にiPhoneに復帰しました。もちろん、SIMフリー版です。
・・・
当初、私はfreetelを使っていこうと考えていたのですが、使い込んでみるとバッテリーが持ちません。閉口しました。メールを数十件受信しただけで10%前後も消費するのです。あまりにデキが悪すぎ。充電容量を気にしながらの使用は、私にはメンタル的にアウト。
おまけに、電話とメール受信以上のことをしようとすると能力不足が露呈します。原因はメモリ不足とメモリ管理のまずさ。たとえば、マップ系のアプリや大きなサイズのページをブラウズしようとすると、メモリ不足でまともに動きません。これをスマホというのは誇大広告です。要するに、freetelは実質的に電話+メール受信機能だけのものだったようです。
それでもいったん買ったのだからと宥め賺しながら使ってきましたが(正常化バイアス?)、その我慢もとうとう限界。というのも、発売会社は新製品を続々発売するのに、売った商品の改善には全く力を注ぐ気配がないから。その新製品も発売延期の上に数々の不具合ありで、ネットでは金返せの声がたくさん出ています。ユーザーの信頼を裏切るような、こんなアキナイはあきまへん。
不誠実な会社のfreetelにつき合っても良いことはないと判断し、9月時点でiPhoneに復帰することにしました。iPhone6の発表とともに、AppleがSIMフリー版を発売することが公表されたのでそれに乗り換えたというわけです。
改めてiPhoneを使って思うことは、アンドロイドスマホの複雑さ。アンドロイドは機種毎に作り込みが違うので、画面表示の内容と操作手順が違っています。機種が替われば操作が変わるというのは何だか不思議ですね~。OSのアップデートも困難だし、設定操作もiPhoneに比べると複雑怪奇(笑)。アンドロイドの方が使い易いという人がいますが、不思議です。
機能が充分ではない製品とつき合うのも一興かもしれませんが、時間は有限です。私はスマホマニアではありません。スマホで作業する内容の方を重視したい方なので、freetelを諦めてSIMフリー版のiPhoneに変えました。当初freetelを薦めるような投稿をしていましたが撤回します。ご容赦下さい。
現在使っているモバイル機器は、SIMフリー版iPhone6 2台(私と連れ合い)とSIMフリー版iPad mini retinaの3つ。iPhone/iOS8でテザ復活となったのでiPadのSIMは解約。iPhoneにはIIJミオフォンとBmobileの電話SIMを入れています。1年もあれば大手キャリア版よりもコスト的に有利です。来年のSIMフリー義務化で大手の料金体系が大幅に変化すると思われますが、その時はまた検討することにしましょう。