Angel voice

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ANGEL VOICE 35 (少年チャンピオン・コミックス)天使の歌声と聞いて何を思い出しますか?
ウィーン少年合唱団? たしかにそれもそうですね。でも、ここで話題にするのは古谷野孝夫さんの「ANGEL VOICE」、熱血サッカー漫画です。これがなかなか面白い。現在35巻目ですが、一気に読めるはず。

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このサッカー漫画、摩訶不思議なシュートや荒唐無稽な展開は出てきません。その方面の専門用語といえば、せいぜいクライフターンくらいでしょうか。野球でいえば、ど真ん中の直球みたいな真摯なサッカーストーリー。ここがまず好感が持てるところ。原漫画は週刊少年チャンピオンのようですが、私は読んでないのでわかりません。何かひょんなことでレンタルショップで借りてから嵌まりました。

trr1312場所は千葉県。サッカーの強い高校といえば船橋、習志野、八千代の3つでしょうか。漫画では船和学院(船学)、習志野実業(習実)そして八津野となっています。筑波大学は筑実で、主人公らがいるのは市蘭、市立蘭山高校。現実と虚構がオーバーラップし、千葉の実情を知らない者にはどこまでが現実の引っ張りなのか、よ~わかりません(苦笑)。

サッカーの漫画なのに、なにゆえ「天使の歌声」なのか。それは読んでのお楽しみ。35巻に至って、物語は最後の大団円に近づいてきた感があります。最後の舞台は全国大会出場権を賭けた宿敵船学との対決です。単行本の一巻でハーフタイムにならないのもあったりしますから、濃密度高し。

ホンマに面白いよ。GIANT KILLINGもいいけどANGEL VOICEもいい。現在、漫画雑誌はモーニング、ビッグコミック、ビックコミックオリジナル他いろいろと読んでいますが、単行本で新刊を買っているのはこのANGEL VOIVEと進撃の巨人です。

それにしても、私には小説よりも漫画の方に面白い作品を多くみかけるような気がします。というか、小説には(読むのに時間をかけた割には)がっかりすることが多い。最後まで緊張したプロットを保つのが難しいんだろうなぁ。

一昔前だったら、小説家の方が漫画家よりも上なんて誤解が蔓延っていましたが、それもまた今は昔。現在はテレビが人気漫画をそのままぱくって作るようになったじゃないですか。良い作家が漫画の方へ偏ってきたのか、それとも漫画界の編集・出版手腕の力量が向上してきたのか、どちらでしょうかね?

hira1312