先日17日に田中角栄・周恩来会談の件で「この話に言及する大手メディアはないようです（あったら教えて）」と書いていたら、今朝ある人からメールがきて、毎日新聞9月20日の「木語」に出ているよ、との話。読んでみると、「（前略）1972年の日中国交正常化交渉では周恩来首相が田中角栄首相に尖閣問題を「しばらく放っておきましょう」と棚上げした。・・・」と書かれていました。お書きになった金子秀敏さんは中国専門の編集委員とか。日頃、見出しだけしか追っていなかったためチェックできていませんでした。申し訳ありません。

ついでながら、「領土問題」の悪循環を止めよう！というアピールも出ています。アピール本文は中国語、韓国語にも翻訳されています。これを受けて、東京新聞には中国の崔衛平氏（作家）のコメントが出ています。ようやくまともな話が大メディアに出始めたことは関係者の尽力の賜物で、とっても嬉しく思います。「中日関係に理性を取り戻」すためにも是非ご一読下さいませ。