311の秘密

.お知らせ 3.11

311大地震につづく東電原発事故に際し、日本国は関係会議の議事録を残していませんでした。その後70ページほどの議事メモなるものが出てきましたが、いずれにしても米国関係者が残した3000ページ超の会議録とは大違い。なぜ? 何を云われようとないものはない、ということで秘密を隠し通せると官僚や東電側は思っていたのでしょうか。おまけに、相変わらず御用メディアは議事録の違いすら検証しようとしません。でも、・・・

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1年経ってちょっと面白いものが登場。それが海江田メモ。当時経産相だった海江田氏が残したメモです。事故当時、原発視察を終えた斑目氏が帰宅してお風呂に入っていたとか(視察後すぐに対策本部で緊急事態に対応するべき立場だったのに)、汚染水放流にまつわる官僚側の対応の遅れとか、今まで報じられなかったケッタイな話が登場しています。呆れた話というか、予想通りといえばいいのか。現代ビジネス(出典はフライデー最新号)に載っていますので是非ご一読下さい。

原発事故に正面から立ち向かえなかった連中が今でもこの国の原発担当に居座り、危険な原発の再稼働を狙っています。地震が落ち着いた保証はどこにもありません。地獄の扉はまだ開いたままなのに、さらに奥に入り込もうというのでしょうか。原発の再稼働を声高に云う人たちはいったい何を求めているのか、私にはさっぱり理解できません。