まだ終わっていない
2012/03/11
というか、放射性物質による汚染を受けた地域にとっては数十年くらいでは終わりが見えないはず。原発事故と従来型の被害の大きな違いはそこにあります。
これから大きな地震が起こらない可能性は本当にないのでしょうか。ないかもしれませんし、私だってない方を期待しますが、過去の歴史を紐解けば、そんな思いを危うくさせる事例もあります(本サイトでも紹介してきました)。
それなのに、原発事故は終息したと勘違いし、もう近くで居住できると思い込むのは当局のマヤカシに騙された結果なのでしょうか。使用済み核燃料いっぱいの今にも崩れそうな原発サイトを見ても不安に思わない人がいるのには呆れ哀しくなってしまいます。欧米のメディアで伝えられる危機感とこの国の安全風評との違いはいったい何なのか? 311の教訓はいったい何だったのか! 2012年の311に際し、もう一度私達は考えるべきです。
左に挙げた上杉隆さんの本、数日前から読み始めましたが非常に面白く有意義です。何度も何度も繰り返しますが、ウソをふりまく新聞テレビに決して誤魔化されないためにも是非手にとって見て下さい。