思いがけずの雪

.EcoStyle

今日は新暦2月3日、自然歴いわゆる旧暦では1月12日です。
琵琶湖の周りでも予想以上の雪になり、JRは止まるわ道路は動かず。滋賀県高島市のある地域では雪で道路が寸断され、自衛隊が除雪作業に乗り出したとか。自衛隊を根本的に組織変更して災害救助隊にしておけば、雪だけでなく地震や台風などいろんな災害に対応できるし、グローバル展開して世界中の人に喜ばれるんじゃないの?そう思うんですけどね〜。そんな究極の平和活動ってダメかなぁ。

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大雪になったり寒くなると途端に消えるのが地球温暖化の話(苦笑)。でも、温暖化そのものは進行中という理解で良いはずですが、二酸化炭素が主因だとしたところがインチキ話。

まぁいずれにしても、温度がアップダウンしながら遷移するので途中で大雪になっても不思議じゃない。むしろ、中国大陸の気象状況との兼ね合いで寒冷前線がどう動いているのか、そっちの変移と今後に注意を払うべきところでしょう。昨今の異常気象はそういう意味で厄介です。

そんな固い話はともかく、家の周りの雪をパチリ。まずは自宅裏側、朝の通勤通学路。手前の小手鞠にピントを合わせたので通り行く人と道はボケボケ。でも、それが狙いのワンショット(クリックで大きなサイズになります)。

歩行者はムンクみたいにも見えますし、もっと遠くはユトリロの街角風?。そういえば、ユトリロってのはアジェの写真を買って構図の下絵にしていたらしい。

もう1枚は雪に映えるブルーベリーの紅葉。ちょっと陽射しが当たると、葉っぱの上に雪の影が出来てなかなか綺麗でした。これもまた最短距離を絞り開放で撮ったのでピント幅は2cmもありません。使ったのはフォクトレンダーのノクトン・クラッシック40mm F1.4。これもクリックで大きなサイズになります。

このレンズができるまでの開発秘話は面白く、とにかく綺麗に映らないものを作れというコシナ社長命令があったそうな。今どきのレンズって、ボケまで綺麗に纏まってしまい、デキ上がりが薄っぺらになりがちですが、オールドレンズは加工精度がもうひとつだったせいか、ボケの光が何かダンスしているような感じに仕上がります。それを狙って作ったというのですからコシナの技術恐るべし! この感じ、私は大好きです。おかげで、最近やっと狙い通りの絵が撮れるようになってきました。