おせち 初売り 福引き

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太陽暦の1月が明け、既に11日(自然歴は今日現在で12月9日)。お変わりございませんか。

1日。ここ最近正月が正月らしくない。気の早いお店やコンビニは元旦から開いているので食材には困らないせいでしょうか。レストランも2日からという処も多く、年末にモノを買い込んで3が日くらいはゆっくりという雰囲気はあまりありません。タコやコマ回しってのも全く見かけません。変わってきましたね〜。

おせちはいつもどおりで佐近の3段重。京都の実家で総勢8人で愉しみました。前段はパン・チーズの盛り合わせや自家製焼ガモ、その他もろもろ。それらを軽く楽しんだ後おせちを少しずつ小分けにしながらじっくり。

併せたお酒はシャトー・ド・ムルソー’05(昨年仏で購入)、日本酒は醸し人九平次さんの「彼の地’08」、そしてシャトー・オーブリオン’02。どれも◎。云うまでもなくグランヴァンのオー・ブリオンは単独では美味ですが、日本料理にはちょっと辛い。まだムルソーの方が魚やエビにはよく合います(当たり前か)。
驚いたのは「彼の地」。繊細な味わいなのに日本料理でも洋風でも全く負けない底力。日本でミレジムをうたう自信も凄い。フランスの3つ☆レストランに卸しているという話も満更ではないですね。あまりに美味だったので追加で3本注文。

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2日。京都へ初売りへ。高島屋と大丸へ。初売りに行くのは(少なくとも私は)買い物ではなく、景気や人々の動向チェック。ここ数年見てきましたが、だんだん景気が悪くなっていくのを痛感します。

毎年殺到しているお店もある一方で(高島屋なら2Fのトゥモローランド等)、それほどでもない処もあり。知り合いのショップに聞くと、福袋はそれなりに売れるけど全体としてはもうひとつとのこと。12月も売れてなさそうだったし、う~~ん、大変だなぁ。

今年驚いたのは紳士物売り場に人が溢れていたこと! よく見ると子ども連れのオトーサン連中が多い。奥さんがバーゲン階でパワー全開の間、男性陣は子どもの面倒見を兼ねてブラブラしているのでしょうか。

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8日は久しぶりに大阪へ。まず大丸。近々の伊勢丹進出で大丸も改装中。まだ初売り継続中でしたが、買い物の年齢層がかなり高い。大阪にはアパレル関係のお店がいっぱいなので若い人はデパートなんかには行かないのかしらん?

紳士階を覗いていると「ポール・スチュアート」に京都高島屋で店長をしていらしたXさんを発見。大丸店に移っていたとのこと。お元気そうで何よりでした。

その後地下鉄で心斎橋へ。東急ハンズで買い物をして福引きをすると赤玉ポロリ。中吉の5000円商品券。やったね! 当たることもあるもんだな。早速連れ合いが欲しがっていたお風呂用防水iPod用スピーカー等と交換しました。

夕食は6年ぶりのミストラル。ワインの在庫やサービスは昔と変わらず。シェ・ワダ他有名店などが買収されたり閉鎖されたりしていく中、いろいろ工夫しながら生き残っているのは流石。飲んだワインはヴォルネイの1985年。少しヒネ香がありましたが食事に併せると問題ないレベル。なかなか飲みやすかった。

今年もまた美味しい食事とお酒に期待して

ついでながら年末から年初に読んだ本は下記の通りです。

世紀の空売り史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたかSYNC流転の果て~ニッポン金融盛衰記’85→’98 <上>” style=”border: none;” /></a><a href=流転の果て~ニッポン金融盛衰記’85→’98 <下>” style=”border: none;” /></a><a href=新衰退国・ニッポンを生き抜く マネーの鉄則債鬼は眠らず サラ金崩壊時代の収奪産業レポート移行期的混乱―経済成長神話の終わりブラック・トライアングル―温存された大手損保、闇の構造火の賜物―ヒトは料理で進化した