2025年1月

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太陽暦2025年も早10日過ぎました。早いな〜。皆様お変わりございませんか。各地で大雪みたいですが、一番寒いのはまだまだ先。ご注意下さい。新年の挨拶を兼ねて少し・・・。

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年が明けたからといって何がめでたいのか、最初にそう思ったのは高校生の頃。こちら10数年前に年賀状を止めましたが、最近ではそれがトレンドになる位に広がってきました。1つにはメールやSNSが一般化してきたこと、また形式的な挨拶そのものに疑問を感じたり愛想をつかす人が増えてきたせいではないでしょうか。

新年というのは何か区切りのようなもの、とするなら私も納得。というか、身の回りのモノや人間関係などが錯綜してくると、どこかの時点でリフレッシュしておかないと、つらつら流れていく悠久の時間の中に埋没してしまいます。

正月の紅白餅花(2025年1月6日 @美山荘)

思うに、こちら京都にやってきたのは50年前。結婚してから40年。50年40年といえば、京都の街も様変わり。三条四条の繁華街にあったカメラ屋さんや本屋さん、路面アパレル店は姿を消し、喫茶店も大手チェーンのみという有様です。

時代は変わるとは言い得て妙。明日は今日の延長なんて思っているといつのまにか世の中は変わってしまいます。数年前のコロナ禍を忘れてしまい、元に戻ることを期待するのは判断の誤り(私見)。

そういえば、「時代は変わる」と歌ったボブ・ディランの伝記映画が来月にも上映されます。予告編で聴いたディラン役のティモシー・シャラメの歌声がそっくりなのにはびっくり。

さて、新年にバフェットさんのアドヴァイスなる記事を読みました。その中で、「読書に勝るものはない。探究心好奇心を持とう」という下りには我が意を得たり。また、「・・・お金持ちになっても成功していない人がたくさんいる、ある分野で有名になっても成功していない人もいる」という箇所もあり。

There’s nothing that beats reading. You want to have an inquisitive mind.

成功とは何かというのは難しいものがありますが、バフェットさん曰く、人生で関わりのある人たちがあなたを愛してくれるなら、それが成功とのこと。90歳を超える大金持ちの言葉として含蓄深いものがあります。

By the age of 90, believe me, I’ve known a lot of people who got very
rich in their lives who were not successes. I’ve known people who were
very famous in their activities — not successes.

If your children, if your spouse, if your coworkers, if those people at
age 65 or 70, having seen what you do with them over a lifetime, if you
have the love of those people, you are a success.

(日本語訳に少しおかしな箇所があり、オリジナルにあたることを強くお薦めします。オリジナルは2020年の Warren Buffett advised graduates to read, polish their communication skills, and find a job they love in a virtual address. Here are the 11 best quotes.”(2020 Dec 21)。

さて今年は(も)いろいろ面白いことに出会えるのか。まずは自身と皆様のご健康を願っています。