BLOOD+

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BLOOD+ COMPLETE BESTe-BookOffに在庫があったのでゲット。アニメ「Blood+」のテーマ曲を集めたCD+DVD。
アニメ曲が登竜門になって名前が売れることがよくありますが、アンジェラ・アキさんもこのアニメを歌っていた頃はまだそれほど有名ではなかったような。他にも、元ちとせさんとか、中島美嘉さんなどの歌も入っており、制作元がアニメだけでなくテーマ曲にも力が入れていたことを示しています。でも、私にとって、このアニメが面白いのは、・・・。

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「翼手」なる怪物と戦う組織「赤い楯」。主人公「小夜」の敵で、人間から「翼手」を作り、世界制覇を目論む一団の名前はネイサン、ソロモン、ジェイムズ、アンシェルなど・・・。

赤い楯―ロスチャイルドの謎〈1〉 (集英社文庫)これらの名前を聞いて、ほくそ笑みませんか?
だって、赤い楯とはローテンシルデ(独)>ロスチャイルド(英)のこと。そのロスチャイルド家の創業者の名前はアムシェル、その息子がネイサン、ジェイムズ、ソロモン。

また、アニメ中に主人公を襲う「シフ」という人たちが登場します。一方、実在話として日露戦争時に日本に資金援助したNYの銀行家にシフという人物がいますが、彼はロスチャイルド家の意向を受けてとされています。まぁこれに留まらず、外資については坂本龍馬の資金なんかにも関係しています。この手の外資話については日本史では触れないことにしているのがこの国の教育ですね(なぜだか考えてみる価値ありですが)。

要するに、このアニメの登場人物の多くはロスチャイルド家の系図を使って命名されているというわけ。以上、アニメで学ぶ世界史でした(ちゃんちゃん)。