ラジオで解説

Water

 (1999/09/01)
どういうわけか知りませんが、8月末突然NHK大阪のSチーフディレクタからお電話があり、9月1日防災の日にNHKラジオ「ネットワーク日本」に出演していただけませんかとのこと。忙しいのとギャラが安いのでちょっと受けられない等と最初は断り姿勢で応対しました。

  しかし、テーマが「防災と水」、水道水の話題となると、すぐに飲めるか飲めないかとか、専門研究者でもシロクロがつかない微量有害物質の危険性の問題等を要求されることが多いのに、そうではな内容でしゃべれるというのに魅力を感じ承諾、結局Sディレクタに乗せられたんでしょうね、きっと。
当日大阪城横のNHKセンターに出向き、番組のディレクタ、アシスタントディレクタ、司会者、コメンテータの方々と顔合わせ。司会は宮田修さん、TVニュースでよくお顔を見かける方でした。コメンテータは「上方芸能」の木津川計さん、感じのよい方で番組がうまくいきそうな気配です。

  しゃべりはじめると時間はあっという間に過ぎ去り、だいたい午後2時半過ぎ位から15分間程度、用意した内容の半分も尽くせないのが残念。それに生放送はぶっつけ本番的要素があって、最初少し緊張していたかもしれません。

  内容を一言でいえば、日頃から災害発生を意識して水の備蓄や雨水を活用したりする節水行動、自然環境保全を通じて心がまえを作っておきましょうということ。簡単ですが、なかなか実践できないことかもしれません。
  放送が終わって外に出ると雨。ギャラの件をあれこれクレームしたのが効を奏したのか、大阪駅までのタクシー券を頂戴しました。しかい、折しも大混雑で地下鉄で10分の距離がタクシーで30分かかったのが愛嬌です。ひさしぶりの大阪、でも前の職場の近くを通ってもあまり感慨がないのは、あまり愛着を感じていなかったからかなぁなんて思ったりもします。