久しぶりにベントン先生

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先日ローガンを観ました。ミュータント・ウルヴァリン最後の映画です。X-MENは荒唐無稽で大がかりなので個人的にはもう1つなのですが、今回のローガンは心理劇的要素もあってなかなか。でも、首や頭、あるいは体の一部が吹っ飛んでしまったりと暴力的シーンが多くて子ども向きではありませんし、辟易するかもしれません(念のため)。

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映画の中身は他のサイトに任せ、私が面白かったのが2点。1つは道路を走るトラックが自動運転だったこと。SF映画は英語がわかりやすいのでできるだけ字幕を見ないため誤っているかもしれませんが、映画ではそう説明されていました。

舞台は2029年ですから、その頃のトラック輸送は無人の自動運転というわけですが、主人公らが乗る自動車などは手動運転のまま。貧乏人は従来通りの車を乗り回しているという想定なんでしょうか。ちょっと気になりました。

もう1つはベントン先生。というか、ERでベントン先生役を演じたエリク・ラ・サルさんが映画に登場。久しぶりにお顔を見ました。相変わらずでシブい。

ERは日本では「ER緊急救命室」という題名だったのをご存じの方も多いはず。今は亡きマイケル・クライトンの医学生時代をモデルにした小説が雛形になったという、あのTVドラマです。ドラマからジョージ・クルーニーさんなどが表舞台に出てきたことを考えても今は昔。

そういえば、ERを観ながら横で連れ合いが患者さんの血算や生化学データ等を聞いて直ぐさま病名を当てるので、プロは凄いなぁと思ったのも約20年前のこと(USオリジナルで1994〜2009)。時の流れを感じさせますね。

最後に、この映画をトランプ政権の誕生と関連づけた秀逸な評論を紹介します。お時間あれば是非読んでみて下さい。私は映画を観た後で読んだのですが、観る前だったらパスした方がネタばれにならずに済むかも。