糖質制限始めて3年4ヶ月

.Lowcarboあるいは糖質制限

低炭水化物食(いわゆる糖質制限)を開始して早や3年4ヶ月目。既にお伝えしたように、発端は食後血糖値が200を超えていたこと。こりゃアカンでとローカーボ食を開始した当初はご飯やパンそして麺をやめられるだろうかという不安の塊でしたが、始めてみると意外に簡単でいつのまにかの3年超え。食後血糖値のコントロールが上手くいくようになっただけでなく、体調が改善され体重は10kg以上減り、ウエストサイズも10cm程度小さくなったことはこれまた既にお伝えした通りです。

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この3年で食事はいろいろ試行錯誤してきましたが、現在は以下の通り。

ご飯は原則やめる → コンニャク混ぜご飯は時々食べる
パンはやめる   → 大豆パンで代用 →その後グルテンを避けるため大豆パン自作は中止
麺はやめる    → 糖質の少ない麺で代用
野菜は緑野菜多めで根菜少なめ
肉・魚・豆腐や乳製品はだいたいオッケイ

ときどき質問されるのでここでも書きますが、原則としてご飯パン麺をやめるといっても全く摂らないというわけでありません。ご飯は原則食べませんが、コンニャク混ぜご飯にして炭水化物量の比率を落とした上で半膳くらい食べることはありますし、パンや麺類は小麦を使わず大豆粉で代用したり、あるいは市販品で糖質量がきわめて少ないものを選んでいます。また、時折中華料理やお寿司屋さんへ行く場合には時間をかけてゆっくりと食事を摂り、血糖値の上昇をゆるやか&低く抑えるように考慮しています。要するに食後血糖値を著しく上げないようにすること、これがポイントです。

そういう注意を払えば、低炭水化物食(糖質制限)の効果はそれなりに出てきます。逆に食後血糖値の上昇を甘く考えて放置していたら、遠くない時期に失明や透析あるいは手足の切断という厄介な事態が待っていることでしょう。いやなら何らかの対策を採らねばなりません。そのためには現状把握と血糖値の上昇原因に関するたしかな知識を身につけること。ただし、科学的根拠のないカロリー制限を薦める糖尿病専門医や栄養士の話を真に受けていたら未来はありませんので要注意。

大豆粉と小麦ふすまで作った具入りマフィン。グルテンなしでも卵などで成形可。

大豆粉と小麦ふすまで作った具入りマフィン。グルテンなしでも卵などで成形可。

先日の定期健診によると、HbA1cは5.7(JDS)、6.1(NGSP)。前回11月はそれぞれ5.4、5.8だったので増えてしまいました。一応基準値内とはいえ問題は問題。でも原因はだいたい見当がついています。というのも食後1時間後2時間後でも血糖値があまり上がらなくなったことを良しとして、お昼や晩にご飯を少し食べるようになり平均血糖値が上がったのが原因で、血糖値アップを食後の運動で解消できなければこういう結果を招くということなのでしょう。反省しています。

早朝血糖値の推移(2014年〜最近まで)夏季は発汗で高めだったのが冬季に入って低めになってきました。

早朝血糖値の推移(2015年〜最近まで)夏季は発汗で高めだったのが冬季に入って低めになってきました。

一方でコレステロール関連の数値は少しずつ下がってきました。でもまだまだ基準値よりも大目。ただ、体脂肪はまだまだ減少中で最近は体重56kg台、BMIは20近辺まで下がってきました。体調はすこぶる良好です。あ、そうそう飲酒後の頭痛がめっきりなくなったのも嬉しい変化。脳内血管の詰まりが解消されたのならこの上なしですが、こちらはローカーボだけでなくグルテンフリーな食事も効いているのかもしれません。

さてさて個人的には4年目の新機軸として今年は心拍数をモニタリングして運動(早歩き)による血糖値コントロールを追求してみようと思い立ちました。また、食後の運動と組み合わせた食事内容のバリエーションも思案しているところで、つい先日ブレスレット型の心拍計を手に入れて研鑽を開始したところです。これについては後日紹介しましょう。