蓮池透さん怒る!

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蓮池透さんが吠えた。昨日21日、日本外国特派員協会で北朝鮮拉致被害者に関する会見を開き、安倍首相らの実態を暴露しました。田中龍作さんサイトにその紹介がありますが、安倍某らが拉致被害者を食い物にしてきた内容がおどろおどろしい

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蓮池透さんは拉致被害者の1人だった蓮池薫さんのお兄さん。以前は拉致被害者家族会の事務局長でしたが、家族会の変貌を批判して辞めてしまったという経緯があります。また、元東電の技術者として原発現場での被爆体験を明らかにしていました(本サイトでも紹介)。


拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
その彼が著したのが「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」。私は未読なので田中龍作さんの説明を引くと、蓮池さんの会見では以下の通り。

「帰国後に国民から寄せられた1億円を超えるカンパは、拉致被害者の手に渡っていない。子供達が帰国した際に数十万のお見舞い金が出ただけ」。

「まとめて日本で面倒みますと言うのでなければ(年配の拉致被害者は)帰ってこない。国の支援金13万円というのは知られていない。日本のマスコミには周知の事実であるのにも かかわらず、活字にしてこなかった」

と、透さんは訴えたそうです。

紹介の田中さん曰く、

拉致問題を政治的に利用した人たちは大勢いた。中山恭子元内閣参与(現参議院議員)をはじめ、ブルーリボンを胸につけた国会議員たち、右翼や活動家らは拉致問題に存在理由を見つけ出したのだ。アジアで常に加害者だった日本は、拉致問題では被害者でいられるからだ。

まさしくそうなのでしょう。
以前はあれほど喧しくやっていた日本のテレビや新聞が最近はとんと報じなくなったのは、何もしようとしないアベ某の応援団よろしく拉致被害を利権化する政治家を庇っているのかもしれません。胸くその悪い話だ。

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