今年の紅葉は、今年の蟹は・・・
2015/12/19
今年の寒さは、よ~わかりません。先月やっと寒くなってきたかと思いきや、またまたウラ暖かい日々。それが2,3日前から一転。びわ湖の周りの比良山系も山頂は雪景色となりました。いったいどないなっているんでしょうかね?
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御無沙汰していました。Macはダダを捏ねるし、用事が入って書き込みをパスすることを繰り返しているうちに日にちがたってしまいました。という言い訳をしといて・・・、今年の暖かさの話を少し。
いつもなら京都の紅葉は11月20日過ぎくらいから見頃になるんですが、今年はその頃赤くならない処多々。テレビや新聞でもそれほど紹介しなかったのは実勢の反映でしょうか。
こちら先月下旬に京都の紅葉でも観ようかと思っていたところ、その頃修学院あたりに出かけた友人から「今年は良くない、某庭園の庭師さんも今年は最低だと嘆いていた」との連絡あり。この時期、観光客をいろんな処へ案内しているタクシーの運転手さんも同じことを云っていました。あちゃ~~。寒くなるのが遅れていることに加え、ゆっくり下がってきた気温変化も影響しているようです。
年によって見頃が異なるのは当たり前。でも、せっかく紅葉鑑賞で京都へいらした観光客にとっては一期一会。京都の紅葉はたいしたことなかったという印象を持たれたとしたら残念です。
蟹も変。今年のずわい蟹の漁獲がもう1つだそうな。金沢近江町市場の馴染みの魚屋さんに出向くと、昨年よりマシとはいえ今年も数が少ないとのこと。今年は海水温が2度ほど高いため生息場所が変わってしまったのでしょうか。カタチの良い物や大きめのものは料亭などの常連さんの元へ行ってしまうせいか、店先にある蟹の多くは脚折れ。
でも味が悪いわけではありません。食してみましたが例年と同じく美味で安心しました。蟹や蝦は鮮度が一番です、ホンマ。脚折れなら加能蟹も手頃に入手できますから、運良く食べる機会があればご賞味下さいませ。下の写真は金沢の乙女寿司で食べた香箱。雌のズワイから丁寧に身を取りだした、まさしく蟹のハコって感じをお楽しみいただければ幸いです。
ところで、「暖冬にはドカ雪が降る」という話を聞きました。暖かい海水面からの水蒸気が北からの寒気で大雪になるということ。厄介なことが起こらないよう、年末年始の安寧を願っています。