トイレポンプ ダウン

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idoP1508拙宅の水洗トイレは雨水とお風呂の残り湯のミックスで賄われています。つまり、水道水を使わずに済まそうという目論み。その送水ポンプがこの猛暑のせいか、オーバーヒートでダウンしてしまいました。既に耐用年数を大幅に超えていたので寿命だったのかもしれません。ご苦労様でした。

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一昨日トイレの水が流れなくなりました。拙宅では地下に1立米のタンクを置き、そこに雨水と風呂の残り湯を貯め、それをポンプで汲み上げてトイレの水洗用水に使っています。夏は雨が少ないし、お風呂でなくシャワーだけという日もあるため、盛夏にはタンクの中身がスッカラカン。

あら、また空になったんかいな〜と調べてみると、半分弱は貯まっています。水量が足らないわけじゃないみたい。一方、ポンプをチェックすると動いているのに水が吸えず凄い発熱です。ポンプがまともに水を吸い上げていないようです。あらら。

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このポンプは井戸用のものですが、設置してから既に16年。メーカーの説明では10年くらいが寿命だとのことですが、常時動いているわけではなく1日に10数回のオンオフ稼働だったので長く保ったんでしょうね、きっと。

建築時にポンプを設置してもらったパイオニア設備工業様(大津市)に昨日来ていただき、取替交換などについて打ち合わせを行いました。修理にはそれなりにお金も時間もかかりますし、耐用年数を過ぎていることを考慮し、新品に取り替えることにしました。とりあえず、トイレ水洗水は水道水に切替え、生活上の支障はクリア(注)。それにしても、家を建てて16年もするといろいろとガタがくるもんですねぇ。

kirikae1508設備機器は耐用年数に要注意。メーカーや関連業者に聞けば、使い方にもよるが10年くらいが限度だとのこと。ここ数年そのことを拙宅でも痛感します。留守の間に破損したり発熱したら大きな水漏れや火災に繋がりかねません。そうなったら大変です。

定期的に、あるいは耐用年数以前に交換するなどしておく方がいいのでしょうが、ケチなためか、もったいないと思う気持ちが勝るのか、こちらはモノが尽き果てるまで待つというスタイルになってしまいます。これを機会に家の機器交換についての基本方針を見直そうと思う昨日今日です。

(注)雨水利用でトイレ水洗水を使う場合でも、水道水ラインを別途確保しておくことが肝要です。というのも、上記のようなトラブル時や長期停電時は井戸ポンプが使えません。一方、水道サービスがある限りはその水でトイレを使えますから。