HORIBAのラディに食品分析キットが追加

.opinion 3.11

HORIBAのサイトをみると、食品や土壌の放射能を検査するために、シンチレータ型放射線測定器ラディPA-1000と組み合わせる「放射能判定キット」が開発され、10月には販売開始されるようです。

ラディはガイガーミューラー管タイプとは違って、「CsI(ヨウ化セシウム)シンチレータを採用し、測定範囲が0.001〜9.999マイクロシーベルト/時と微量な放射線を高精度に測定可能」ですから、専用容器に入れて時間さえかければガンマー線はそこそこ測れると思われます。

HORIBAサイトをみると、マイクロシーベルトからベクレル値へ換算するための検量線を提供するとのことですが、もともとセシウム137対応だと考えられるのでセシウム137以外には有効ではないという条件はつきますね。ちなみにキットの容器はラディ専用だそうで、塩ビ製で鉛を使っていません。

問題は精度と測定時間の長さですが、それについてはHORIBAサイトではまだはっきりしません。いずれにしても、家庭や個人商店レベルで食品などの放射線が大雑把に測れる機器が10数万円で登場するのは有り難い。今後とも要チェック。それにしても、こんな製品を必要とする時代とはいったい如何なる時代なのか、頭を抱え込んでしまいます。