とりあえず3兆円

.opinion 3.11

震災復興予算をどうするのか。お金がないから臨時国債だとか、増税だとか喧しい昨今ですが、そんなことをする前に3兆円あるゾ!というのは自民党の河野太郎氏の言い分です。この意見は今回の事件を考慮しても意味のあるものでは?

・・・・・・・

河野太郎議員の言い分とは以下の通り。

(前略 引用開始)

原子力環境整備促進・資金管理センターという天下り団体がある。専務理事は経産省の天下り、10人の評議員のうち8人は電力又は原子力村出身。

この団体に、電力業界は3兆円を超えるお金を積み立てている。そのうち使用済燃料再処理等積立金には6年間で2兆4491億円を積み立てた。この約4割は東京電力が消費者から徴収したお金だ。法律を変えれば、この積立金を福島原発の損害賠償に使うことができる。電気料金の値上げなどを大臣が口走る前にやれることはたくさんある。

(後略 引用オシマイ)

というわけ。すぐに使って欲しいものだ。そう思いません?

ちなみに、脱原発に右も左もありません。自民党だってまともな議員はいるのだという一例です。一方で、原発は必要と考えているのか、反対とか止めろと云えない日本共産党のように悲しい集団もあります。見直しとしか云えないのであれば自民党と何ら変わらない。だから、今回の統一地方選で票を伸ばすどころかイスを減らしたのでは?