湖岸も春

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春の陽気に誘われて昨日はびわ湖西岸をぶらぶら。湖縁を北上していくとジョギングや散歩の人、ビワイチの自転車、釣りをする人、そして湖辺で遊ぶ家族連れもちらほら。既に夏の雰囲気で、今年は暑くなりそうな予感。そんな新緑の中、写真をパシャリパシャリはなかなか爽快です。

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びわ湖岸を歩くと、廃墟廃屋と化した会社別荘だらけ。バブル時に競って造ったものでしょうが、その後の景気後退でメンテもせずに放置していたのか荒れ放題の処がたくさん。最近は会社側の資産処分で破格の値段で出ているという噂もあり。そういえば、麻生圭子さんの家もそんな別荘を手に入れて京都から移り住んだとか。御本人が先日地元ラジオでそう説明されていました。

ところで、びわ湖西岸には堤防の類がない分、湖を身近に感じることができます。東岸に比して湖岸の傾斜が急なので内陸まで水が上がってこないというのが理由ですが、一昔前の洪水時には現在のJR橋脚下付近まで水位が上がっていたことを考えると、JRよりも湖岸側の家は大丈夫なんだろうかといつも心配になります(余談でした)。

それはさておき、西岸も春、いやいや既に初夏の雰囲気になっています。新緑は映え、湖水もうるみ、かすかに草いきれも感じさせる位。何枚か写真を挙げておきましょう。

びわ湖といっても南湖と北湖では大違い。工場などが多い南湖よりも北湖の水がきれいで透明度も上がります。

子細に見るとクルーザーや水鳥が見えます(クリックで真ん中部分を拡大表示できます)。

湖面には水鳥が遊び、ヨットもちらほら。ところどころには釣りを楽しむ人もそれなり。長閑でホンワカな雰囲気漂う湖辺です。

西岸を臨むと所々に伝統的な漁法のエリ(小型定置網)を見ることができます。上からみると矢印型に見えるはずですが、湖岸からみると竹や杭が並んでいるようにしか見えないかもしれません。

よくよく見ると水鳥もいるし、網のウキもある。このウキは拡大するまで見えませんでした(苦笑)。MM恐るべし! クリックで左下部拡大。

びわ湖の西の畔で暮らしていると、少し歩くだけで山と水辺のそれぞれを楽しむことができます。コンクリートジャングルや都会の喧噪に付き合いきれない私にとっては有り難い幸せ!。それにしても春はあっという間に通り過ぎ、夏がもうそこまでやって来ています。今年は暑くなりそうですね〜。