2度目のステント

.Lowcarboあるいは糖質制限 .opinion

お変わりございませんか。こちら昨日また心臓をいじりました。左冠動脈の狭窄部にステントを留置、11年ぶり2度目2つ目です。結果は無事に終わり、点摘装置も外れブラブラ病院内を歩き廻ってきたところ。

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今年4月の心エコーで怪しいところがあるとわかり、5月にCT。すると11年前に入れたステントの少し先の方に閉塞しかかっている場所あり。あらら。

ここ最近元気で階段の駆け上りもできるので意外でしたが、詰まりの事実は否定できません。以前味わった痛みや息苦しさはまだないものの、いずれまた髪の毛一本分の血流になるとあの忌まわしい苦しみが表われるかと思うとやりきれません。

本当に詰まってしまったら心筋梗塞でヤバイ。これから年をとっていくと血管の老化も進むため、元気の良い時にいじっておこう、そう考えて手術に踏み切りました。

先週は弟が突然逝去。お通夜と葬式と実家の後片付けでバタバタ。それに続いての手術になりましたが、優秀な主治医やスタッフの方々それに連れ会いのサポートで無事に手術を終えることができました。感謝しています。

糖質制限5年目で血管の閉塞はもうないだろうと半ば安心していましたが、あにはからんや。詰まるものは詰まる(苦笑)。そういえば桐山さんの死因は心筋梗塞。糖質制限だけで安心してはならぬ、一度心疾患を起こした者は定期的な心臓チェックが要るということでしょう。心しておきます。

ところで
病室から湖岸の人工島が見えます。この辺りは昔足繁く歩き廻っていた場所。とくに暑い夏の思い出が残っています。それはあの島の建設がびわ湖や下流の水質に多大な影響を与えると考え、反対運動をしていた約30~40年前。今では住宅地が広がり、昔の長閑な景色も様変わり。

その後の日本経済の低迷で工業排水の量や質が予想以下に収っていること、琵琶湖の水環境に対する住民や行政の意識や配慮が高まってきたこと等々で私や私の仲間たちが憂慮していた未来は幸い今のところ起きていません。

これからのびわ湖はどうなっていくのだろうか、社会や世界は・・・等々。時の移り変わりを感じさせる景色を見ながら、そんなことを考えてしまうのは、厄介な手術が終わって余裕が出てきた証拠。

暑い夏が続きますが皆様も健康にご注意下さい。