前川喜平さん(前文部科学省事務次官)の声を聞こう

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(拡散希望)今朝、友人から、前川喜平・前文部科学省事務次官の日本記者クラブでの会見の模様が届き、「前川さんの存在はひとつの希望、この人の勇気を拡げていきたい」とのことでした。でも、殆どニュースとして取り上げられていない、と嘆いていました。

そう言えば、昨日からマスコミが「有名人の奥様の乳がん死」を大々的に報道し、今朝のNHKでも朝7時のトップニュースとして延々と取り上げていました。奥様のご冥福をお祈りしますが、それにしてもトップニュースとしてマスコミが延々と取り上げているのは、前川喜平氏の記者会見で内閣府側が不利な状況に追い込まれるのを避けるためかもしれない、と勘ぐってしまいます。

その前川喜平前文部科学事務次官 記者会見(6月23日)は2時間近くになるものでした。短縮版が毎日新聞サイトにありましたので、まずそちらを紹介しておきます。

そこでわかるように、前川氏は、内閣府が文部科学省に早期開学の圧力をかけたとされる文書について「ほぼ100%間違いないもの」と断言。また、今回の首謀者とおぼしき者についても踏み込んだ発言をしています。もともと前川氏が今回のことを「告発」しようとしたら、官邸側は間違った身辺調査結果を公表したりメチャクチャなことを行ってきましたが、NHKや読売新聞などはそんなインチキには一切触れていません。前川氏は記者会見の中でNHKや読売新聞の卑劣さにも触れています。

この記者会見のノーカット版は下の通りです。(前川喜平・前文部科学省事務次官 6月23日 記者会見ノーカット版 )

ところで、その友人は「茶色い朝」のことにも言及していました。当サイトでも以前に「茶色い朝」を取り上げていましたので、思いは同じ。(IZ)

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