ベジヌードルカッター 

.Lowcarboあるいは糖質制限

オリジナル名はHand-held Spiralizer、日本代理店がつけた名はベジヌードルカッター。
いったい何をする道具かといえば一目瞭然。ズッキーニみたいなものをらせん状にカットして麺状にしてしまおうというもの。使って見るとなかなか面白く、糖質制限の身としては応用性大、ラッキー。

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糖質制限では原則ご飯・パン・麺類は御法度。1日130gまでならいい、150gでも問題なしという人もいますが、それは健常人に対する話。膵臓機能がヘタッてしまった人が一食40g、50gもの糖質を摂ってしまうと食後血糖値はプラス100以上。普通食に比べればマシでしょうが、はたして糖尿病の合併症を予防できるのかどうか、私には大きな疑問を感じます。

それはさておき、ご飯・パン・麺類を食べないとしたらいったい何を食べるのか。そう考える人は多いかもしれませんが、お肉や脂質には糖質はほとんどありません。野菜類はイモ類など糖質の多いものを避ければ大丈夫。なんやかんやで、一食ではなく1日で50~60g程度の糖質に抑えることは難しくありません。私の経験からも間違いなし。

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ここで取り上げるズッキーニは100gあたり糖質は1.5g程度と優等生。ボリューム感もあり、炒めたり蒸したり焼いたりして食べることができます。そのズッキーニを麺にしてしまおうというのが紹介のヌードルカッター。そうすれば、ズッキーニ麺が出来上がるのでパスタメニューを作れるのです。

作業は簡単。ズッキーニを器具に押さえつけ、らせん状に回していけば麺状にカットされたものが下から出てきます。生のままでもいい、軽く茹でてもオッケイ。あとはパスタの麺のように使えます。外側の緑部分を前持って取り除いておけばズッキーニかどうかも判別しにくくなるでしょう。

もともとはズッチなどを気軽に食べたいという発想から生まれた製品なのでしょうが、まるで糖質制限者のための調理道具のような感じがマル。素晴らしい。おかげで拙宅の食卓メニューも充実。糖質を気にすることなく、お魚パスタやラグーソースのパスタなどいろいろ楽しめるのですから有り難い。