成城石井の糖類オフケーキ
2016/07/06
ひょんなことで成城石井が糖類オフなスイーツを出していることを知りました。どげなもんかいね~とチェックしてみると、たしかに砂糖ではなくエリスリトールを使っていて糖質量も少なめ。1つ買って夫婦で試食してみました。
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成城石井といえば、私には東京のハイソな客層を相手にした高級スーパーというイメージがあります。そのお店が京都にやってきたのは2010年。現在はその四条烏丸店に加え、四条河原町のマルイビル(旧阪急デパート)地下と京都駅地下と合わせて三店が京都にあります。
その成城石井、2004年に創業者が株をレインズインターナショナル(現レックス)に売り払ってしまい先行きが危ぶまれましたが、介入した三菱系ファンドの判断で何とか生き残り、現在はローソン傘下になっています(会社サイトにある沿革にはひっそりとしか触れられていません)。ローソンも三菱系なので三菱財閥が支配者というのは変わらず・・・。まぁそれはさておき、
親会社のローソンがブランパンなど糖質制限に好意的な製品を販売しているせいでしょうか、先日ネットで徘徊していると成城石井も糖質制限な製品を出していることを知りました。ホンマか〜〜と思って先月京都のお店を回っても在庫なし。いつもあるのではないようです。
7月になってまた四条烏丸のお店を訪れると、あったあった、5つ6つ並んでいました。早速1つ買って帰宅。どんな味かなぁと興味津々夫婦で食べてみることに。
このケーキ、砂糖の替わりにエリスリトールを採用しているので、砂糖による血糖値上昇はなし。ただ、炭水化物23.8gの中にエリスリトールが含まれているのかどうか、成城石井の説明からは不明です。ついでに麦芽糖水飴とか安定剤等も省いてくれたらベターなのですが、ケーキの保ち等を考慮した結果なのでしょうか。
肝心の味の第一印象は甘い。ちょっと甘過ぎ。不特定多数を満足させるためには甘くした方が受けがいいということでしょうか。ケーキ好きなグルメ人や若者にこれが受けるのかなぁ。またこの糖質制限チーズケーキには粉砕アーモンドなどが練り込められているので食感が面白いのも特徴でしょう。でも私にはこれはマイナス点。ただ、30cm弱の大きさで税込み1000円弱のお値段ですから安いといえば安いので訴求力があるのは間違いなし。
で、拙宅の結論はどうだったか。積極的にはいらないなぁ、でした。チーズケーキなら自分で作る方が材料を選べるし変な混ぜ物なしで味がコントロールできます。成城石井さんもがんばっているけど、もっと美味しいモノを食べたい向きには是非ご自身で作ることをお勧めします。ただし、作る手間と人件費を無視すればの話です、念のため。